タブラ奏者 指原一登 オフィシャルサイト

新着情報・ライブ情報・ブログは、新オフィシャルサイト kazutosashihara.com へ移行しました。HEAT bEAT MUSIC 主宰。公演企画・タブラ教室の運営を行っています。

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

「結論を出さずにやりきる」『小金井薪能』観劇を終えて

小金井薪能


『小金井薪能』

三宅流監督作品『躍る旅人〜能楽師・津村禮次郎の肖像〜』という映画を観て、これは行くべし!と思っていた公演。

やはり行って大正解。





古典能、狂言、と創作ダンスの3本建て。

能、狂言とも面白く、創作ダンスは「バレエ x 能」という、普通に考えても容易には成立しない組み合わせ。

雨天のため屋内開催となってしまったけど、薪能の会場でぜひ観てみたかった。

創作での、チェロや笙の生伴奏の響きもどうだっただろう。



「バレエ x 能」の組み合わせは、身体表現法というだけでなく、そもそも表現という行為の方向性がそれぞれ違う。

演者の立ち位置だけでなく、観客の立ち位置だって変わってくる。

能は鑑賞者に主観を求めるし、バレエの場合は客観だろう。

それは作品を観ても強く感じたことだ。

だからどうという問題でなく、その違いも素直に楽しめた。

評論しようとすれば、どの視点からするかで全然変わってくるだろうけど、そこには全く意味はないように思う。





なぜなら、作品を観て一番強く感じたのが「結論を出さずにやり切る」ということだからだ。

始める前に判断してしまったり、やっている最中に自分で結論を急いだり、終わった後でやっぱりこうだったと断定してしまう、だいたい人は急いで結論を求めてしまいがちだ。

自分に置き換えてもそうだ。

だけど「判断を下さずやり切り、尚且つやり遂げながら結論付けない」そんな態度が強くメッセージのように伝わってきた。

なかなか出来ることではない。

津村さんの次元の違う懐の深さを感じずにはいられない。

「行動あるのみ」言葉づらだけでなく、実践するとは、こういう並外れた行為のことを指すのだとまざまざと見た思いがする。





IMG_5344.jpg

これは映画上映の際の写真。

この時伺えたお話の内容が、すごく自分の中に残っている。

「能面を外してみたら何ができるか」

今思えば、冒頭で書いたの表現の方向性、その芸能の核と言える型の部分まで飛び越えていこうという程のものだったのかとも思う。

飽くなき探究心と好奇心。


こういう人を見習って生きていきたい。



関連記事

| ライブレポート | 23:27 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://kazootbeat.blog47.fc2.com/tb.php/464-8bdad203

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。