タブラ奏者 指原一登 オフィシャルサイト

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Don't Think! Feeeel! それが全ての始まり

「Don't Think! Feeeel!」

これは「燃えよドラゴン」の中での、ブルース・リーの有名なセリフだ。






いつのまにか、タブラという楽器を通して人生を見ている。

インドでは、幼少の頃から、その歴史と環境の中で、タブラを始める。

ただ、近年は、必ずしもそういった音楽家家系出身者だけでなく、努力して演奏家になっている人もいる。

それでも例外と言えるほどのものだ。

僕がタブラを始めたのは、成人後だったから、達者に叩く子供なんかは天才少年に見えたし、自分はもうすでに20年も遅れているんだと思うと絶望的な気持ちにもなった。



インドには毎年通って、タブラとインド音楽を学んでいるけど、そのどちらも、インドでインド人と同じ方法でやっていては到底追いつかないどころか、一年の大半は日本にいるので、普通に考えればその差は広がるばかりだ。

それこそ、日本人がインド音楽をやってる意味なんかあるのか?

だ。




タブラの叩き方、体の使い方にしても、幼少の頃から無意識的に身体に入ってきてはいないから、意識的にアプローチして掴んでいく必要がある。

そういった中で、日本人の身体性という観点から、日本の古武術の指導も受けてみた。




その中で、聞こえてきたのが「Don't Think! Feeeel!」という言葉。

言葉で直接言われたわけではない。

だけど、身体の内側で起こっている動きや感覚に対して、理屈ではなく、もっと自覚的に感じる必要があると言われた気がしたのだ。





BIRJU.jpg

そして、思い返せば、僕がタブラを始めたきっかけとなったのもこの言葉。

「Don't Think! Feeeel!」

初めは楽器を手に入れるためにインドに行って、叩き方を少し手習いで覚えればいいかな程度に思っていた。

そして、人の紹介で連れて行ってもらったタブラ奏者の家で、この人に習うべきかどうか

「一日考えてから返事をする」と答えた僕に、

「Don't Think! Feeeel!」

何かをやりたいと思った時に考える必要はない、感じたその時がその時だ

と言ったのが、僕の最初の先生、Birju Devdaだ。


それが全ての始まり。

彼と、彼のこの言葉に出会わなかったら、今の自分はない。





この言葉が非常に正しいものだということが、近頃ますます実感として強くなっている。

人間は、考えれば考えるほど、過去の思考や経験に縛られる生き物だ。

当然、「新しいこと」というのは過去の経験の中にないから、考えれば考えるほど「それは無理だ。やめておこう」となる。

これは、遺伝子レベルで、現状維持の方向に思考が働くプログラムがなされているからだ。

だから考えるほど、進歩や成長から遠ざかる。






古武術に触れて喚起されたものが、身体の一体性や感覚のことだけでなく、その人生の一体性にもつながったようにも感じられた。



「その時にはわからなかった点と点が、後になって結ばれてくる。

それまでは、何でもいい、何かを信じるんだ。」(スティーブ・ジョブス)


「タブラを、インド音楽をやってく意味なんかあるのか?」


今ある点が、結ばれてくるのはまた先のことだろう。

だけど、今までよりも強く加速していくであろうことは、間違いないと思う。



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