タブラ奏者 指原一登 オフィシャルサイト

新着情報・ライブ情報・ブログは、新オフィシャルサイト kazutosashihara.com へ移行しました。HEAT bEAT MUSIC 主宰。公演企画・タブラ教室の運営を行っています。

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

インド音楽の面白さ(カレー屋や雑貨屋のBGMではない)

この雰囲気のある家

ギャラリー園_s

築80年のこちらの古民家が、4/26(日)の演奏会場となる『gallery園』

=====

先日、「インド音楽をやっています」という話をしていたら「インド料理屋とかでやっているんですか?」と言われてしまった。。

この冬インドから帰国する際、デリーの空港内の雑貨屋からシタール・サーランギー・タブラの音が聞こえてくるので、入ってみると、インド人が生演奏していた。一聴して、あまりに覇気と内容のない演奏に、いたたまれず素通りして出てきてしまった。

上のふたつは、どちらも「客寄せ」のパフォーマンスにすぎない。

それ風の衣装とそれ風の楽器で、それ風の雰囲気を演出するだけで、内容は正直問われない。

「あれが本物だとは誰も思わないでしょ?」

そういう声もありそうだけど、一般の人、一般の旅行者にとっては、それが一番身近なインド音楽の実体験。。

「悠久のインド」「神秘のインド」と謳って、長い間「インド音楽」が演奏され続けてきたのも、そういう一般認識を手助けしている。

それしか知らなかったら・・・

やっぱり想像つかないだろう。

=====

では、何が違うの?

簡単に言えば、もっと面白い。

なにが?

「ドキッと」するような瞬間、「ハラハラ」する瞬間、「ぐわーん」と時空がよじれて「あれっ」となるような瞬間、「ぽぅっと」光が射すような瞬間、そういう体験がある。

インド音楽には本来、抽象的な感情や情感を呼び起こして、そこと繋がりひとつになっていこうとする目的がある。

ただ、雑貨屋やカレー屋など、場所を間違えれば、やっぱり無理だ。

さらに、実際の演奏において、イメージ・ムード・質感などを、どう解釈してどう膨らましていくのかは、演奏者の創造力と力量に委ねられている。

そこに音楽的な緊張感が生まれてくる。

例えば、ゆったりしたムードであっても、そこに「創造」が存在していれば音楽的緊張感が生まれてくる。

「緊張」があれば、その逆の「緩和」もある。

「緊張と緩和」をリズムサイクルとして表現したものが、以前にも書いた「ターラ」というもの。
記事:「ターラ」ってなに?「ターラ」と「ラテングルーヴ」
記事:「ターラ」って何?波形でイメージ

「ターラ」が回り続けながら、もっと大きな尺で波のウネリのような「緊張と緩和」の物語を紡いでいくのが、インド音楽なのだ。

聴いていて面白いのも、「パッと」広がる華やかな場面、一転して深みに「ぐーっと」惹き込まれる場面、「ワクワクする」手に汗握るような場面、そういうめくるめく瞬間を実際に「体験していける」というところだ。

その音楽の中のどこかに、自分自身の体験やイメージを重ね合わせて、楽しむことが出来るんじゃないかと思う。

-----

そのために、演奏者にとっては、確実に、具体的な意図と技量が必要となってくる。

例として、以前に書いた「テンポ」に関することもそのひとつ。
記事:先日のライブ映像「ドゥルット」

先述の「ターラ」の表現力に関してもそう。

この「具体的な意図と技量」の部分が、「即興音楽」というくくりでの甘えや、「古典」という言葉に対する思考停止によって、今までおざなりにされて来たんじゃないか?

それが冒頭の『「客寄せ」的な一般認識で止まっている原因』を作っているとも言える。

=====


4/26(日) の『gallery園』では、

物語をぜひ自身の体験として楽しんでもらいたい

そう思っています。

是非お越し下さい!



150426_gellery_en_ss.jpg

【日時】4/26(日) 14:00 open / 14:30 start
【会場】gallery園
    東京都文京区大塚5-36-2    
【出演】ヨシダダイキチ (シタール) / 指原一登 (タブラ)
【料金】3,000円(1ドリンク+ お茶請け付き)限定20名
https://www.facebook.com/events/629747563791839/
関連記事

| ライブ予定 | 22:36 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://kazootbeat.blog47.fc2.com/tb.php/424-91b4ed35

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。