タブラ奏者 指原一登 オフィシャルサイト

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「ターラ」って何? 波形でイメージ


「ターラ」って何?シリーズ

リズムサイクルって?

拍子が円運動する?

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<写真1>
正弦曲線_s

写真1は、正弦波と呼ばれる波形の図。

音や光の周波数とかを表すときに良く目にするものだ。
ちょうど一周が+と−、正反対の要素で出来ている。

「ターラ」も、この+と−、表と裏、正反対の性格を持つ周期だとイメージしてもらうと、分かりやすいのではないかと思う。

この正反対の性格を「緊張と緩和」という方法で表現している。

そして、この相対立するものの「さじ加減」で、緊張感や立体感や奥行きといったものを表現している。

それを無理矢理に平面図的なイメージにするとすれば、写真2のようにもなるだろう。

<写真2>
ひずみ曲線_s

※写真2は、写真1の曲線にいろいろな要素を干渉させてできたもの。
正確には、この写真の曲線では、円運動の始点を通ってなかったりとおかしい。

あくまでも、真円運動でなく、様々な作用が絡んでくるというイメージを掴んでもらうのに役立てばと思う。

-----

実は、こういうことは学術書や理論書には書いていない。
インドに行って、ひたすらフレーズを教わって来たとしても、実はこういうことは教えてくれない。

だから、ただ理論書に忠実に、または、教わった基本のパターンを、ただ正しく演奏したようなものは面白くないのだ。

だけど、インドでの実際の優れた演奏には、この要素が存分に詰まっていて、音楽が魅力的に輝いている。

なぜか?
秘伝だから教えてくれないのだろうか・・・?

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インドでは、この部分はいわゆる「暗黙知」になる。

※「暗黙知」については、以前の投稿をご参照ください。
「暗黙知」から「形式知」


沢山の優れた演奏に触れられる環境、長年師匠の側につき、その演奏を肌で吸収できる環境、歴史的・文化的・宗教的・哲学的背景の理解、など、経験の蓄積によって培われる類いのもの。

外国人として、成人してからこのインドの伝統音楽を学び始める者が、同じ方法ではどうしても無理がある。

そして、これは「形式知」という形で落とし込み、吸収して行くべきだ。

ということを、その投稿で書いた。

その上、

今日もうひとつ付け加えたいのは、

「形式知」に変換できれば、それを面白い形で紹介することも可能だ。

ということ。

そうやって「ターラ」ひとつでも共有出来る人が増えれば、インド音楽に限らず、様々な音楽の発展に寄与することも出来るかもしれない。

ここに至ってそれが「集合知」になる。

こういうことは、逆にインド人には出来ない強みにもなる。

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「ターラ」のなにが面白いのか?

実際、カウント法を交えるとまたすごく面白い。

なかなか文字だけで書くにも難しいところがあるので、ワークショップなんかで実体験してもらえるといいかも。



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