タブラ奏者 指原一登 オフィシャルサイト

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2016年01月 | ARCHIVE-SELECT | 2016年03月

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「シィナバシィナ(胸と胸を合わせる)」④言われたことの意味がようやく分かった

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クトゥブ・ミナール(デリーにて)



モーシンのインタビューで触れられた「シィナバシィナ(胸と胸を合わせる)」という言葉をキーワードに書いています。






**

昨年デリーで、台湾のシタール奏者・金光良平(YO)くんに、彼の師匠であるウスタッド・シュジャート・カーンのレッスンに、同行して見学させてもらったことがある。

実は、その時にシュジャート師匠に言われたことの意味が、ずっと分からなかったのだけれど、この「シィナバシィナ」という言葉ではっきりと分かるに至った。





ウスタッド・シュジャート・カーン(ウスタッドは敬称)は、インドでも超有名なシタールの巨匠で、世界中を飛び回っている超多忙な人でもある。体格も大きく、風格も迫力も半端ない。

レッスンでは、そういう人が、本当に手加減なしに真剣に教えてくれていることに衝撃を受けた。威圧しているわけではなくても、その迫力に圧倒されて見学しているだけでも脂汗が出てきてしまう程だ。

もちろん誰を相手にでもそんなレッスンをつけてくれるわけではないのは確かで、YOくんはその年の初めに「観光気分ならもう俺のところには来るな」とも言われたそうだ。

自分はそんな言葉は今まで言われたことがない。。





レッスンの終わりに、シュジャート師匠から直接質問された。

「君は、前回師匠に習ったことを、どれだけ出来るようになったと思ってまた習いに来るのか?」

「正直、十分出来るようになったと思って来たことは一度もありません」

と答えた。

師匠は、呆れ顔で言った。

「本当に悲しいことだ。海外から、こうやって沢山の人間が、沢山のお金と、沢山の時間と、沢山のエネルギーを使って習いにやってくる。だけど多くの場合、表面的なことを教わってるだけだ。ノートにいくつかのフレーズを書いて教えた教わったという。だけどそんなことは本当に無意味なこと。Absolutely nothing だ。」

そしてレッスンの伴奏をしていた、アメリカから来ているマイルスというタブラ奏者に、

「おまえは俺の言っている意味が分かるか?」

と聞き、彼は

「分かる」と答えた。






**

シィナバシィナ(胸と胸を合わせる)」を抜きにしたものは、「インド音楽」としては成立しないし、もっと広く言えば伝統・伝承という行為が成立しない。

「社会」の中で、生き残り伝わってきたもの。

弟子にとっては、師匠が一番身近な「社会」になる。

だから師匠の許しを得なければ「社会」に出ていけない。

師が教えてくれることは、単にフレーズや技術や理論などといったではなく、社会の中でどうやって「生きていく」かを体現し、その智慧を教えてくれている。

だから、シンプルなフレーズひとつにもその智慧が詰まっている。

ただ、それは「シィナバシィナ」の関係でなければ受け取れない。





自分がそんな姿勢で今までしっかり学んできただろうか?

現に、シュジャート師匠の言った意味が分からなかったのが、その答えだろう。

インド人だから、外国人だから、そんな意識がなかったか?と問われれば、それはあった。

だけど、どこで生まれ育ったということは変えようがない事実としては存在しても、「胸と胸を合わせて」学ぶことには何の関係もない。


ようやく分かった。






**

シィナバシィナ(胸と胸を合わせる)」という言葉に出会ったのは、全てを見直す大きなチャンス。

全てを明らかにし、そして変わっていくことを示していく。

モーシン来日公演は、それを示し証明していく大きなチャンス。



見ていてください!








[ モーシンアリカーン来日公演2016 ]

■オフィシャルサイト
http://mohsinalikhan-japantour.jimdo.com

■FBページ
https://www.facebook.com/mohsinalikhan.japan.2015/

■4/2(土) マスミ公演 ワークショプ&ライブ
https://www.facebook.com/events/213473402331018/
【日時】2016年4月2日(土)
【会場】マスミ スペースMURO
    http://www.masumi-j.com/
    東京都豊島区巣鴨4丁目5-2

ワークショップ
開場 13:00 / 開始 13:30
【出演】講師:モーシンアリカーン
ナビゲーター:指原一登

-----

◎ライブ
開場 15:30 / 開演 16:00
【出演】モーシンアリカーン (ヴォーカル)
    ヨシダダイキチ (シタール)
    指原一登 (タブラ)
【料金】
ワークショップ》 2,000円
《ライブ》 予約:3,000円 / 当日:3,500円
ワークショップとライブの通し券(要予約)4,500円

| インド音楽 | 17:30 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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「シィナバシィナ(胸と胸を合わせる)」③ラストチャンス

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photo: 浮花


モーシンのインタビューで触れられた「シィナバシィナ(胸と胸を合わせる)」という言葉をキーワードに書いていきます。






**
シィナバシィナ(胸と胸を合わせる)」というのは、究極的な真理であり本質なので、向き合うほど、ボロボロと自分自身の身に纏った皮が剥がれ落ちてくる。



*
「ゼロからスタート」といっても、「ゼロとは何か?」と問われれば、

社会的に価値のあるものを生み出せていない=社会から認められていない

実績も結果も残せていない

演奏技術を師匠に先生に認めてもらっていない

仕事として社会に何かを生み出し経歴を残していない=社会的信用を得ていない

これら全てを認識し明らかにして、ひとつずつ証明していくこと

と言える。

全て証明して初めてプロフェッショナルとしてやっていく資格がある。

今はどれだけ証明できているのか?と問われれば何も証明できていない。



*
そんなことばかり言って、じゃあ一体いつ何を証明するんだよ?という話。

まずは、この目前に迫ったモーシン来日公演に全てかかっている。

演奏に関しては、少なくともモーシンに認めてもらう必要がある。インド音楽の基準で。昨年共演したレベルでは認めてもらったとは言えない。

また、今回の来日では、4/2(土)の大塚公演を、企画制作から任されている。そしてすでに多くの人に協力してもらって企画が進行している。そうして社会性が生まれている以上、これを興行という仕事として成功させること、それが社会の中でひとつの証明に繋がる。




*
身内を集めて飲み屋で勝手な基準で演奏していても、100年やっても社会性は生まないし、当然社会で認められることもない。そういう活動をいままで何年もしてきてしまったことは、大きなマイナスであり失敗。それは致命的であるけれど、事実として受け入れる必要のあること。

「ゼロから」「自分次第」などという言葉も、繰り返せば繰り返すほど、独りよがりになっていく自分にも気づく。独りよがりになれば「ゼロとは」も「シィナバシィナ」の意味も、分かってるつもりで完結させようとしてしまう自我が知らぬ間にに出てくる。本当にそんな間違いを繰り返している場合ではない。

今必要なことは、社会的に価値のあるものを生み出していけるように、人の協力を得られるように、行動していくこと。それが環境を創っていくことになる。




*
「人生はいつからでも変えられる」というけれど、年齢や家族のことを考えても、タブラに関しては正直これがラストチャンス。今与えられている状況やチャンスは実際奇跡のようなものです。協力してくれている人、応援してくれている人がいることも奇跡です。

それを思うと有難すぎて感謝しきれません。

このチャンス、何としてでもモノにします。






[ モーシンアリカーン来日公演2016 ]

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■4/2(土) マスミ公演 ワークショプ&ライブ
https://www.facebook.com/events/213473402331018/

【日時】2016年4月2日(土)
【会場】マスミ スペースMURO
    http://www.masumi-j.com/
    東京都豊島区巣鴨4丁目5-2

ワークショップ
開場 13:00 / 開始 13:30
【出演】講師:モーシンアリカーン
ナビゲーター:指原一登

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◎ライブ
開場 15:30 / 開演 16:00
【出演】モーシンアリカーン (ヴォーカル)
    ヨシダダイキチ (シタール)
    指原一登 (タブラ)
【料金】
ワークショップ》 2,000円
《ライブ》 予約:3,000円 / 当日:3,500円
ワークショップとライブの通し券(要予約)4,500円

| インド音楽 | 14:15 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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「シィナバシィナ(胸と胸を合わせる)」②矛盾と葛藤

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モーシンのインタビューで触れられた「シィナバシィナ(胸と胸を合わせる)」という言葉をキーワードに書いていきます。
https://youtu.be/45v3AYixk7M




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インド音楽を学び、演奏する上で、「シィナバシィナ(胸と胸を合わせる)」「面と向かう」ということは、重要であり欠かせないことだ。

ただ、この重要性を理解するほど、自分の中での矛盾と葛藤が大きくなっている。

それは、どれだけこの「面と向かう」ということが出来ているか?ということについて、実はコルカタに通い始めてから、ずっと自分自身に対して懐疑的な思いがあるからだ。



**

これは、僕のインドの師匠が、タブラと音楽について語っている番組の動画。

僕はこの親子に習っているのだ。

Art Talk


色々貴重で興味深い内容が語られているけれど、大きく次のようなことに触れている。

・Clarity(明確さ)の重要性(2”44)
・Melodicであることの重要性(6”20)
・流派を超えて人や環境から学んでいくことの重要性(8”20)
・伝え繋げていくことの責任(13”25)

※興味のある人は、ぜひ実際に動画を見てみてください。すごい演奏も聴けます。






**
オニンド師匠(ベンガル語発音)は、何しろタブラのスーパースターだ。

スターに会いに行くだけの観光なら構わないけど、弟子であると名乗るにはかなりの覚悟がいる。「面と向かう」という時間が圧倒的に足りないという現実との矛盾も越えていく必要があるからだ。



動画の中でも、繰り返し「Clarity」と言っているように、師匠の前に面と向かって自分をさらせば、厳しい顔で不愉快そうに「Clarityがない」「Weightがない」「出来ていない」と言われる。

もちろん自分が出来るようになるしかない。

縮み上がる思いもするし、出来なさすぎて、情けないやら泣きたいやら死にたいやらという気にもなる。好き好んでそんな気持ちになりに行くわけではもちろんないけど、やはり「面と向かう」以外にないから行く。少なくとも、その空気の中に身を置かなければ学べないと認識するからだ。才能のある生徒には子供であっても本当に厳しい。



師匠の息子であるアヌブラータ先生には、より個人的なレッスンをつけてもらっている。ムンバイでは、寝食を共にして、現場へ行ったり、より実践的な練習を一緒にしてもらったりと、確かに習い始めより良い関係が築けてきている。

だけど、この環境に身を置ける時間も短すぎる。



本来ならば、年中そういう空気の中にいなければならない。例えば、熱帯魚が熱帯魚であるためには、熱帯の海や川の水が必要なように。


外国人が年に一回習いに行ったところで何の意味があるのだろうか?

日本に帰れば、熱帯魚にとっての熱帯の海や川もないのに?




**
シィナバシィナ(胸と胸を合わせる)」というキーワードを得たことで、抱えていた矛盾や葛藤の正体もはっきりする。

田舎町での学び方と、都会での通いレッスンでの学び方、最初はそういう違いもあるかと思っていたところもあるけれど、実際には、本当の意味での「胸と胸を合わせる」ことなど出来ていないだけなのだ。

つまり、未だしっかりと学びの環境を作れていない、ということだ。



そこから、どうやって「環境」を創っていくか。

「ゼロからスタートする」ということは、この状況ともしっかり面と向かっていくということだ。



師匠の言葉を具体的に引用して、もう少し書いていきたい。






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[ モーシンアリカーン来日公演2016 ]

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■4/2(土) マスミ公演 ワークショプ&ライブ
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https://www.facebook.com/events/213473402331018/

【日時】2016年4月2日(土)
【会場】マスミ スペースMURO
    http://www.masumi-j.com/
    東京都豊島区巣鴨4丁目5-2

◎ワークショップ
開場 13:00 / 開始 13:30
【出演】講師:モーシンアリカーン
ナビゲーター:指原一登

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◎ライブ
開場 15:30 / 開演 16:00
【出演】モーシンアリカーン (ヴォーカル)
    ヨシダダイキチ (シタール)
    指原一登 (タブラ)
【料金】
《ワークショップ》 2,000円
《ライブ》 予約:3,000円 / 当日:3,500円
*ワークショップとライブの通し券(要予約)4,500円

| インド音楽 | 21:15 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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「シィナバシィナ(胸と胸を合わせる)」とは?① 腑に落ちる感覚

モーシンインタビューjpg のコピー


モーシンのインタビューからは、学べること思うことが沢山ある。

インド音楽について、伝統・伝承について、それとどう関わっていくのか、創っていきたい未来について、自分自身のタブラとの出会いについても。




**
モーシンアリカーンインタビュー
「学ぶための心構えがあります」



シィナバシィナ(胸と胸を合わせる)」とは、音楽を学ぶにあたって師と向かい合って座るということ。(動画の3’15〜)

「デーカ・シーカ・パリーカ(見る・面と向かう・練習し演奏し工夫する)」という諺を取り上げ、「シーカ(師匠と面と向かう)」が音楽を学ぶ上では一番重要なこと、それがなくては音楽を学んでいることにはなりません。







**
タブラと出会って、僕の人生は変わった。

この出会いの感覚については、今まで、上手く説明できない部分があった。

自分の中で「見つけた」とも「見出された」ともつかない感覚があったのだけれど、それが何なのか上手く表現できなかった。

だから、人には「ハマっちゃったんですね」なんて一言で片付けられたりしてしまったりもしたけど、それは正直馴染まなかった。

モーシンのインタビューで「シィナバシィナ(胸と胸を合わせる)」「シーカ(面と向かう)」という言葉を聞いて、腑に落ちる感覚がある。



*
最初にインドに行ったときは、まだ今のようなインターネット社会ではなかったから、現地の音楽を探しに行く旅、そしてタブラという楽器を手に入れるための旅。

Beatlesでもタブラが使われていたくらいの知識しかなくて、どんな楽器でどうやって叩くなんて全然知らず、インドのパーカッションを手に入れたいという漠然としたものだけ。

バックパック背負って「人生探し」なんて言葉が一時期流行ったけど、それもしっくりこないなと思っていて、今思えばそれは「価値観」を探しに行っていたのだろうと思う。

たまたま僕が育ったのが、バブル崩壊と、その後のいわゆる「失われた20年」と言われる時代。

戦後信じられていた価値観がバブルとともに崩壊して、世の中が地に足つかずで迷走しているようだった。オウム事件やら毒入り事件やらが頻発していて今思ってもあまり明るい時代ではない。

その中にあって、音楽に救いを見出していたし、その時出会ったのがこの「面と向かう」ことの価値だったのだろうと思う。




*
「胸と胸を合わせる」「向き合って座る」

最初のタブラの先生は、ラジャスタンの小さな街のローカルミュージシャンだったから、全然有名でもないし、今僕が目指しているところの古典音楽も演奏できない。だけど、古典の基礎的な素養はあった。ラジャスターニーな(砂漠の地方をイメージしてもらうと分かりやすいと思う)パーカッシブで熱いタブラが抜群に上手い人でもある。

楽器を手に入れたいくらいにしか思っていなかった僕が、本当の意味でタブラと出会えたのは、最初に出会った先生のおかげだとずっと思ってる。

後々、コルカタやムンバイなんていう大都会に行くと、環境も音楽を取り巻く状況も違いすぎて、「それは誰?」「上手いの?」なんて聞かれても、同じ定規で計れないだけに困ったりしたりもした。

今ははっきりと、この一番重要な「胸と胸を合わせる」「向き合って座る」を教えてくれた人だから、恩人だと感じているんだと納得している。

色々あってもタブラを続けて来ているのは、それがあるのではないかと思う。

それは、入り口は入り口として良かったと思う。




*
ここからは、これからの学びと取り組みの環境を、再構築して創り出していくことが重要なときだ。








モーシンアリカーン来日公演2016 -マスミ スペースMURO-』

【日時】2016年4月2日(土)
【会場】マスミ スペースMURO
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◎ワークショップ
開場 13:00 / 開始 13:30
【出演】講師:モーシンアリカーン
ナビゲーター:指原一登

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開場 15:30 / 開演 16:00
【出演】モーシン・アリカーン (ヴォーカル)
    ヨシダダイキチ (シタール)
    指原一登 (タブラ)
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《ワークショップ》 2,000円
《ライブ》 予約:3,000円 / 当日:3,500円
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【詳細】https://www.facebook.com/events/213473402331018/




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| インド音楽 | 18:54 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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HEAT bEAT にまつわる誤解と、タブラの「DHIN」という音がぴったりなところ

今年は、しっかり企画して、しっかりと準備した演奏をやって行きたい。

書いてみれば当たり前過ぎることではあるけど、今まで出来ていなかったということもあるし、それを着実に積み上げることを通した段階的な目標もあるから。

今は、モーシン来日公演の準備でずっと動いているけれど、「来日公演実行委員会」としての招聘活動の中でも、特に4/2のマスミ公演は、企画と運営を完全に任せてもらっている一本。
https://www.facebook.com/events/213473402331018/



この公演には、今後の段階的な目標を見据えていく上で、ものすごく重要な位置づけをしているので、その辺を、またいろいろと書いていこうと思います。

http://kazootbeat.blog47.fc2.com/blog-entry-511.html






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と、その前に、


HEAT bEAT MUSIC(ヒートビートミュージック)」というのは、企画をする際に使っている名前であり屋号です。

意外と読み方の誤解が多いので、ちょっと説明します。

よく「ハートビート(←間違い)」なんていう読まれ方をしてしまって、そう思われてたと思うと、個人的にはそのダサさに身悶えるほどのダメージを受けます。。

なんならルビでも振ろうかと思ったりもします。



HEAT bEAT(ヒートビート)は、音感としても視覚的にも意味的にもすごく感覚的な言葉。

まず韻を踏んでて語感がいい。

EAT、EATって「食べる」というのも入っていてこれも重要なところ。

音楽と食は近いっていう、これも感覚的にすっと入って来やすいと思ってる部分です。

もちろんどちらも熱々でなくっちゃというのが一番の共通項。

暑苦しさが込み上げてくるようなものでも、頭皮の毛穴がピリピリ痺れてくるくらいのものでもあったらいいなという想いがあるのです。


実は、このHEAT bEAT というのは、タブラと出会う以前から使っていたコンセプトなので、インドとは直接関係はないけど、HEAT bEAT と言う時の「bEAT」には、タブラの「dHIN」という音がぴったりだなと思ってます。







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【日時】2016年4月2日(土)
【会場】マスミ スペースMURO
    http://www.masumi-j.com/
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◎ワークショップ
開場 13:00 / 開始 13:30
【出演】講師:モーシンアリカーン
ナビゲーター:指原一登

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開場 15:30 / 開演 16:00
【出演】モーシンアリカーン (ヴォーカル)
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| ライブ予定 | 06:58 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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「リズム・グルーヴを自分で歌わない」今ずっと練習しているところ

山北個人塾


リズムグルーヴを自分で歌わない」

これが、今個人的に課題にしているところで一番難しい部分。

「言葉と音を分離させる」

これが、今ずっと練習しているところ。




**
冒頭の「リズムを歌わない」というのは、山北健一さんが「山北塾」の中でも言っていたこと。

基本的に、タブラは言葉として習得していく楽器であるし、リズムを歌わせていくには歌心がすごく大事。

それはそれで、最終的にものすごく正しい。自分でもそのつもりで練習してきたのだけれど、現時点では、タブラ言葉である「ボル」と言うものに必要以上に引っ張られてしまって、それが次のステップに進む障壁になっている。

どういうことなのか?というと、言葉にそれぞれの発音、音色に豊かな違いがあるのと同じように、タブラという楽器も良くその特徴を表現出来る長所がある。実際タブラの音を聴けば、言葉に聞こえてくる。

反面、豊かな余韻や表情、長さの違う音を、言葉としてでなく、記号のように粒を揃えていくのはなかなかに難しい。

ただ、グルーヴを作り上げていく上では、本当に綺麗に音を揃えていくというのが究極的に大事。

そして自分でも気づかないほど大きく言葉に影響されている部分が、そこを超えられない原因だったということに気づいた、ということなのだ。




**
これは、山北健一さんと「山北塾」を含め活動してきた中で気づかされたものでもあって、一からやり直さなければこの先には進めないという認識が今自分のいる地点。

そして、その辺りを徹底的にコーチしてもらうべく、今日は山北さんに個人レッスン「山北個人塾」をお願いしました。

ぶつかり稽古のように、実際に音と音を合わせてもらって、初めて得られる感覚的な情報量は本当に膨大なもの。

今までと比べても、聴けている音も感覚も確かに違ってきてはいるけど、「言葉と音を分離させる」というのは、インストールした言語を入れ替えるようなもので、なかなか大変です。

ただ、レッスンでそのヒントと練習法、具体的道順を示してもらえたことで、また前に進める光が見えてきたと思っています。

山北さん、どうもありがとうございました!




今年の、そしてこれからの目標である「環境創り」

常に道標の見える「環境創り」

これが、なにより大事だなと感じています。




**

次回「山北塾」は3/4(金)!
https://www.facebook.com/events/986245368136841/

「山北個人塾」のお問い合わせは、
yamakita@rf6.so-net.ne.jp まで。

| 音楽 | 22:18 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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モーシン来日公演2016 に向けての所信表明

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photo: NORI

モーシンが昨年につづき、再び来日する。

昨年は5公演で共演させてもらったけれど、今回は4/2(土)の1公演のみ。

それだけに、そこへ向けてしっかりと準備に集中したいと思っている。



この一年で、メロディとターラの関係の重要性について痛感してきた。

ターラというリズムサイクルを強力に回していく秘訣、そして音楽にエネルギーを生み出す源となるものだ。

これはそう容易く表現できることではないけど、そのエネルギーの生まれていないものはインド音楽ではない。

まだまだ自分も分からないことが沢山ある。

インドで、そして今回の公演でもそうだし、これからも学び、研究し実践し続けていくことでもある。




正直なところ、 昨年の自分の演奏を今聴いても、この人は知らないんだな、と思う部分ばかりだ。

確かに、見え方聴こえ方が変わっている証拠ではある。

同時に、それは、何をもってインド音楽とするのかという基準の問題でもある。

インドの基準でどれだけ出来るのか、とにかくそれだけに標準を合わせている。




**

昨年の自分の言葉を拾ってみた。



今回の招聘の目的は、これからインド音楽の伝統を背負っていくことになる若手のインド人、しかも実力のある音楽家と共演することで、今、この瞬間に生まれるフレッシュで躍動感にあふれるインド音楽を、ここ日本でも一緒に創っていくことにある。

その現場を出来るだけ多くの人に観てもらうことで、広くこの音楽の面白さを知ってほしい。

そして活発な交流の流れを、ここ日本にも呼び込みたい。

来日するモーシンアリカーンの歌唱は、溢れるエネルギーに満ちている。

きっと新しい感動に触れられる。

ぜひ多くの人とそれを共有したい。



その想いはもちろん変わらない。

それが今後の活動で目指していくところなのだから。

**





昨年と今年の活動の仕方は大きく変わってくるだろう。
というより、次のステップに進むために変えていく方針でいる。

昨年に辿り着いた、「ゼロからのスタート」
そこからスタートするための、じっくり腰を据えて取り組むべき静かな取り組み。

そして、上の言葉にあるように、目指していく目標のための取り組み。



もちろん、それらは実際にもう始まっている。

どうやって、どれだけ実現していけるかは自分次第。

どうやって、どれだけ実現していけるかは環境次第。

環境を、どうやって、どれだけ実現していけるか。



その大きな一歩に、この公演も位置付けているのだ。






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【日時】2016年4月2日(土)
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【出演】モーシンアリカーン (ヴォーカル)
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《ワークショップ》 2,000円
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*ワークショップとライブの通し券(要予約)4,500円

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