タブラ奏者 指原一登 オフィシャルサイト

新着情報・ライブ情報・ブログは、新オフィシャルサイト kazutosashihara.com へ移行しました。HEAT bEAT MUSIC 主宰。公演企画・タブラ教室の運営を行っています。

2015年09月 | ARCHIVE-SELECT | 2015年11月

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【台湾ツアー】タブラ奏者にとっての「テカ」と「ソロ」

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タブラ奏者は、インドでもほんの数人のスタープレーヤー以外は、その演奏の9割以上が伴奏の仕事だ。

そして、その伴奏の9割以上が、「テカ」と呼ばれる「ターラ」の基本のリズムを演奏することになる。

「テカ」というのは、例えば「8ビート」のように基本的なものだけど、歌う太鼓とも言われるタブラでは特に、音楽に合わせた歌い方や場面に応じた表現力が要求される。

それはほとんど無限の奥深さなのだけれど、最低限「ターラ」を生み出す基本というのは存在する。

台湾に来てから「ラーガ」と「ターラ」の連動をテーマに、ひたすらその「テカ」を磨いている。



**
昨日の、台北月見ルでの公演では、全体で90分になる演奏を前半と後半のステージに分け、後半の頭には「タブラソロ」パートを入れた。

楽曲の中でのソロと違い、演目としての「タブラソロ」は、タブラにとっての見せ場であるし、それだけで音楽としてのストーリー展開や構築力も要求される。

結論から言うと、まだ演目としてのタブラソロなど確立できていない。

まだまだ甘い。。師匠に見せたら怒られるだろう。

難しい。。



**
そもそも「インド音楽」という伝統音楽においては、人前で演奏するには師匠の許しが要るという、言わば「許可制」によって伝統の質と品が保たれている。

それに照らし合わせれば、日本では自分も含め「無免許」で、場外で勝手に演奏しているに過ぎない。

その認識から始めなければ、そもそも「インド音楽」とは何なのか、も伝えられなければ、目指すことも出来ない。

師匠に見せられるのか?

この基準を満たさないものは、ハッキリ言って「インチキ」なのだ。

「無免許」で始めてしまった「インド音楽」だけれど、この先も「インチキ」なことをやり続けたくはない。

師匠にもらったフレーズを「やりたい」というのと「出来る」というのは全く違う。



**
今回の台湾で、「ラーガ」として「ターラ」の連動の動きがだいぶ見えてきた。

そこに輝きを生んでいくために、やるべきことは沢山ある。

「やりたい」ことを勝手にではなく、「出来る」ことを、ゼロから師匠に認められる基準にまで持っていく。

それが「インド音楽」

シンプルにそれをやっていくだけだ。

| ライブレポート | 21:47 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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【台湾ツアー】とにかく何が音楽として面白いのか?

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とにかく何が音楽として面白いのか、何も知らない人に伝わること、それが最も大きなテーマだ。

「ラーガ」と「ターラ」の連動、これが本当に起こったときの音楽の力、面白さ、エネルギーがどれだけ伝わるか、そしてそれが実際の演奏で実現出来るか、それが今回の台湾での目標であり、そこに標準を合わせて準備してきた。

**
初日の實践大学、昨日の政治大学では、演奏前に、メロディーとリズムが、どう絡んで音楽が展開していくのか?というレクチャーを行った。

これはいわゆる理論やラーガの説明、ターラの説明などのウンチク知識講座ではない。

例えば、食べたことのない人に美味しい餃子の味を伝えるのに、材料や作り方などをいくら説明しても分からない。

でも実際に食べれば一発で分かるし、美味しさに感動すれば記憶にも残る。

美味しい食べ方のコツを知ってもらって食べてもらう。

それと同じで、いかにダイレクトに楽しさを体験してもらえるか、まずはそれが第一ステップ。

シンプルなメロディーから歌いやリズムや装飾、タブラも同様にどう発展していくかを何度も聴いてみる。

そして手加減一切なしの演奏。

幸い終了した2公演では、このレクチャーと演奏のセットで、会場もかなり盛り上がり、演奏後の質問コーナーでは質問が次々飛び出し止まらないほどだった。

台湾の学生達の反応はとても素直でダイレクトな印象。

毎日6時スタートの合宿体制で、磨きをかけていけるので、更に検証・修正・ブラッシュアップしていきます。



| ライブレポート | 22:26 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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【台湾ツアー】今回は、具体的な目的と目標がある。

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今回の台湾では、具体的な目的と目標がある。

それは、単に演奏して、打ち上げして、楽しかったね、またやろうね、で終わらせるつもりはないということだ。

**

そこに入る前に、まず「インドでタブラを習うこと」について、ここで少し考えてみたい。

実は、それにはメリットとデメリットがある。

メリットは、まず何しろ本物に触れられるということ。基礎から何まで間違ったところのない、正しい音、叩き方、正しい演奏に触れることが出来る。

ここで言う正しいというのは、奏者それぞれの個性や音・演奏の違いなどといったことではなくて、「インド音楽」として正しく成立するための音楽的な正しさだ。

現場の緊張感や、音楽そのものの臨場感も、インドに行かなければ決して得られるものではない性質のものだ。

*
デメリットは、それはタブラという楽器の習得法にもあるのだけれど、山程テクニックを教えてもらって満足してしまう、もしくは、いっぱいいっぱいになってしまって核心的なことが見えなくなってしまう、ということだ。

だけど、外国人が大人になってからタブラを始め、常に師匠の側にいるような環境でもなく、通いで同じように習っていても、もらったフレーズを書いたノートが増えていくのに満足してウンチクに走るか、遥か彼方の「見えない頂き」ばかり見て基礎が疎かになって進路を見失いダークサイドに落ちていくか、になりがちなのだ。

これは自分自身に照らし合わせてみてもそう言える。

**

そんな状況は、実はタブラの場合のみならず、「インド音楽」を学ぶにあたってはどの楽器にせよ大きく変わらない。

昨年から始めた10年計画は、そんな状況を意識的に超えていこうというもの。

オープンに、インドや世界中と「インド音楽」で交流し、繋がっていけるフィールドを創っていく。

そのためには対等に演奏していけるということが必要で、どうしたらそこに至れるかのロードマップ、仕組みを創っていくことも必要だ。

そういう意識や意図を共有できる人とは、どんどん協力してフィールド・場を構築し広げていくこと、これが実際に進めていくことでもある。

**
冒頭の目的と目標の話に戻ると、台湾ともそういう意識の共有と協力関係が構築できないか、というのがそれだ。

オープンなフィールドを一緒に創っていきたい。

演奏をすることはもちろんだけど、おそらくそれ以上に、合宿体制でみっちり練習することの意義が大きくなるのではと思っている。

今朝も早速6時から朝練開始。

また、現地レポートを書いていきます。


| インド音楽 | 13:55 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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「ギャラリー園の もやいぶね」がアーカイブでご視聴できます。

もやいぶね黒田さん

第5回の「ギャラリー園の もやいぶね」も無事終了しました。

ゲスト:黒田隆憲(音楽ライター・大塚新聞・カメラマン・DJ)
大塚新聞:http://otsukatimes.com
Blog:http://d.hatena.ne.jp/oto-an/
Twitter:https://twitter.com/otoan69


黒田さん、ありがとうございました。

大塚新聞について、そして著書について(5冊も出版!)と色々伺いました。

「大塚で野外フェスをやりたいね」なんていう LOVE大塚!発言も飛び出しましたよ。

この日は、新大塚にある「BABROS COFEE」からの配信。

番組の中で、お店についての紹介もさせていただきました。

アーカイブのご視聴は → 第5回「ギャラリー園の もやいぶね」





さて、なんだかんだと第5回まで続いてきた Ustream番組「ギャラリー園の もやいぶね」は、こちらのチャンネンルから今までの過去番組が全てご視聴いただけます。

https://www.youtube.com/channel/UC8jdPe3NUMJJltmglhmlD5Q

それぞれ個性あるゲストのお話と、勝俣・指原の徐々に馴染んできた(?)やりとりが楽しめるかも?!

今後の発展にもご期待下さい!

| メディア | 17:10 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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【台湾ツアー】「インド音楽」という山には本当に登れるのか?

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Flyer: Fuya


来週から今月末まで台湾へ行ってきます。

昨年に引き続き、再び呼んでいただきました。

YOくんはじめ、関係者の皆様ありがとうございます。





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Photo: 浮花


ちょうど昨年8月に台湾に行ってからの一年は、自分自身にとって大きな転換点となる非常に重要な一年だった。

実際には、今もこの先もずっと重要なのは変わらないけれど、これまでタブラに取り組んできた10年を総ざらいして検証するということを徹底してきた。

そしてその結果分かったこと、すべきことも見えてきたというのが今で、ここからがスタート、前に進める準備がようやく出来てきたところだ。



先日の記事で紹介した、山北健一さんの言っていたことは「大死一番」とも書いたけど、「初心に帰る」というふうにも言える。「赤ちゃんになったつもりでやってみたら?」とも言っていた。

記事: 「タブラは今日でおしまい?」



実際に、インド音楽に取り組む上でも同じこと、その通りで、イチからではなく、ゼロから再び始めるということが非常に重要だと感じている。また逆にゼロから始めるということが清々しいとさえ感じる。



こういう時期に、台湾公演という機会をいただいたのは、本当に有難いことだ。

昨年とは全然違う意識、モチベーション、目標を持って臨める。

内容・結果も自ずと変わってくるはずだけど、結果としてではなく、もちろんそこはしっかり狙っていくつもりでいる。






空

ただ、ゼロから再スタートと爽やかに言っても、油断をすれば前に進むどころか、また過去の泥沼にはまってしまうだろう。

それを防ぎ、慎重に歩を進め続けるためには、過激でも常に正論に自分を照らしていくことが必要になってくる。


記事: 「でも、王様、はだかだよ。」



この正論というのは、実際に向き合うのは苦しい。

それに、そもそも正論で言ってしまえば、「インド音楽」はインドにしかない。

元も子もない。。

それは、落語も義太夫も日本でないと本質的に成立しないのと同じだ。

元も子もない。






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photo: 浮花


それでも、台湾では「インド音楽」を演奏する、していく。

どういうことか?



具体的に言えば、インドにしかない「インド音楽」を、インドで「インド人」と演奏していくためのラインを超えていくということだ。

このラインを1つずつ超えていくということだ。

結局これが、今回の台湾だけでなく、この先一生続けていくこと、ということなのだ。



超えていった先には見える景色も変わってくるだろう、だけど、まだ登山口前でそれを言っても始まらない。

先ずは、「ラーガ」と「ターラ」の連動を生み出す、というラインを超える、これが目標だ。

これが登山口へいたるための最初のラインであり、第一目標だ。



「インド音楽」という山には本当に登れるのかどうか?

まさにそれを、一生かけて実践していってみたい。



「インド音楽」という山には本当に登れるのか?

今回の台湾公演は、本当に重要な位置づけになってくる。





●10/21(水)〜27(火) 台湾ツアー


■10/21(水) 「印度音楽世界-傳統與創新 系統與即興」@實踐大學
【場所】實踐大學
【時間】19:00-21:00

■10/22(木) ”光樂亮音”(印度西塔琴和塔布拉鼓音樂之夜)@国立政治大学藝文中心
【場所】国立政治大学藝文中心
【時間】19:00-20:30

■10/24(土) Sitar& Tabla Workshop 工作坊 By Yoshida Daikiti+指原一登

■10/24(土)「琴炫鼓耀 -インドのシタール&タブラの饗宴-」
【日時】10/24(土) 19:00 open / 19:30 start
【会場】台北月見ル君想フ
    大安區潮州街102號
    ttp://www.moonromantic.tw/
【出演】ヨシダダイキチ (シタール)
    指原一登 (タブラ)
    金光亮平”YO” (シタール)
【料金】500元(1ドリンク込) / ペア割;900元 (2ドリンク込)
    *ペア割りは前日10/23迄に予約要
【予約】台北月見ル君想フ
    Tel : 02 2391 0299
    Web : http://www.moonromantic.tw/souko.html#id126

■10/25(日) 陽明山 石の美術館Garden91
【場所】Garden91 草山玉溪園
【時間】10:00
http://www.cafeglobe.com/2015/04/045659garden91.html

■10/27(火) レクチャーデモストレーション@國立臺灣大學
【場所】國立臺灣大學
【時間】10:00-12:00 

| インド音楽 | 23:43 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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「ギャラリー園の もやいぶね」が大塚新聞に!

大塚新聞ロゴ


「ギャラリー園の もやいぶね」が我らが「大塚新聞」に取り上げられました!

http://otsukatimes.com/151010moyaibune.html/



というのも、本日10/12(月)放送の「もやいぶね」にゲストとして登場していただくのが、大塚新聞の黒田隆憲さん。

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大塚新聞の編集長・ライターであり、その実、多方面で活躍する音楽ライターである黒田さん。


どんなふうに「もやって」いただけるのか非常に楽しみです!

お楽しみに!


■2015年10月12日(月)19:00〜19:30

・当日のご視聴はこちらの番組URLから
http://www.ustream.tv/channel/galleryen

・過去の番組アーカイブはこちらのチャンネルから
https://www.youtube.com/channel/UC8jdPe3NUMJJltmglhmlD5Q



■黒田隆憲 Profile

1969年生まれ。90年代後半にロックバンド「COKEBERRY」のリーダー兼ソングライターとしてメジャー・デビュー。山下達郎『サンデー・ソングブック』で紹介されるなど、音楽好きの間で話題に。音楽ライターとしては、スタジオワークの経験を活かし、楽器や機材に精通した文章に定評がある。また2013年には、世界で唯一の「マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン公認カメラマン」として、世界各地で撮影をおこなった。主な共著に『シューゲイザー・ディスクガイド』『ビートルズの遺伝子ディスクガイド』、著著に『プライベート・スタジオ作曲術』『マイ・ブラッディ・ヴァレンタインこそはすべて』など。

Blog:http://d.hatena.ne.jp/oto-an/
Twitter:https://twitter.com/otoan69

| メディア | 11:13 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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タブラは今日でおしまい?意根を断つ

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「もうタブラは今日でおしまい。今日で最後なんだからなにも考えないでやればいい。」

この言葉は、「正しい音を置いていく」にはどうしたらいいか?鬼のコーチ・山北さんに聞いたときのアドバイス。


**

「リズムは自分で出さない。正しい音を置いていくだけ。」(山北健一 語録)

https://www.facebook.com/events/444253452441123/


**

どういうことか?

要するに、一度身についたものを全部捨てて真っさらの状態でやるということだ。

「今まで何年もやってきたことは全部忘れろ。」

もう今日でおしまいなんだから何も考えずやる。初めて触ったときみたいにやり方も知らない、一から体験していくようにやる。ただリラックスしてやる。何も意識したり考えたりせず、ただそこにある音だけ聴く。

そういう気でやる。

これはもう禅でいう「大死一番」というものではないのか?


**

「大死一番」とは、意根を断つ(死に切る、自己を忘じる) ことだと、井上貫道老師という方が言っています。

「意根」の「意」は「思い」

思考回路を離れて、いまここにある「真実」を観るということだそうです。

興味のある人は、こちらのブログをご覧ください。
http://zazen.blog.jp/archives/1038662526.html


**

早速山北さんのアドバイスにしたがって練習してみた結果。。。

できた!

・・・

というお手軽な話ではもちろんない。


ただ、自分のモタリ癖のあるフレーズを聴いてもらって、もらったアドバイスは実際自分の固定観念を壊すものだった。

タブラは、言葉で覚えるので頭の中でも言葉をイメージしてしまう。でもそのインプットが正しくないのなら一回「言葉を捨てろ」ということ。

「捨てる」「離れる」「断つ」

これは、ことの外難しい。

「そういうの、よくやったりするよ。」

山北さんはさらっと言うけれど。。


**

坐禅を組まずとも、正しい真実に至る過程はみな同じなのか、、とも思わせられる。

でも、こうやってあれこれ思考を巡らしていること自体、「大死一番」に反しているよ。。


**


さあ、10/8(木) は、その山北さんとのライブ。

ラテンをタブラで演るのでも、コンガでインド音楽を演るのでもない。

このライブの大きな見どころは、山北さんの楽曲に新しい側面から光が当たるということ。

タブラの視点から、曲の中に発見したものが炙り出されるはずです。

是非ご期待ください!




●10/8(木) 『山北健一 x 指原一登』Percussion x Tabla

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【出演】山北健一(percussion)、指原一登(tabla)
【場所】下北沢 Circus
【時間】開場19:00/開演19:30
【料金】予約2200円/当日2800円(+1drink,food)
【予約】heatbeatmusic.mail@gmail.com, 090-4201-6885(さしはら)
【詳細】http://kazootbeat.blog47.fc2.com/blog-entry-468.html

| 音楽 | 23:30 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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