タブラ奏者 指原一登 オフィシャルサイト

新着情報・ライブ情報・ブログは、新オフィシャルサイト kazutosashihara.com へ移行しました。HEAT bEAT MUSIC 主宰。公演企画・タブラ教室の運営を行っています。

2015年08月 | ARCHIVE-SELECT | 2015年10月

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9/28(月)19:30〜!「ギャラリー園のもやいぶね」ゲスト:河田夏樹

ミラノジャパンサローネ
※写真は、ミラノジャパンサローネでのもの。Facebookからお借りしました。



Ustream番組「ギャラリー園のもやいぶね」

第4回放送は9/28(月)19:30〜!

ゲストに、ミラノでのジャパンサローネでディレクターを務められた河田夏樹 さんをお迎えしてお届けします。

同じくミラノジャパンサローネに参加されていた、マスミ東京のギャラリーをお借りして配信する予定です。

これからの時代に、ますます必要とされているディレクターという視点、そのあたりを番組の中でモヤっていけたらと思っています。

どうぞお楽しみに!


■番組URL
http://www.ustream.tv/channel/galleryen


■これまでの番組アーカイブはこちらからご覧いただけます。
https://www.youtube.com/channel/UC8jdPe3NUMJJltmglhmlD5Q

| メディア | 12:45 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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10/8(木)ライブに向けて俄然準備中!

山北健一さんとのリハーサルの映像が届きました!

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↓こちらは山北さんからのコメント。


"定期的に取り組んできた練習も形になってきました。映像はアルバム「Blue Moment」から「Uoo-Doo」という曲のパートでインドのリズムコンセプトを元に作ったものです。インド音楽を専門とするサッシーも楽しんでもらえてとても嬉しいです。ライブは10月8日(木)下北沢Circusです。他にもアルバムの曲を用意していますよ。お時間ある方ぜひよろしくお願いします。"




ライブに向けて俄然準備中です!

どうぞお楽しみに!





●10/8(木) 『山北健一 x 指原一登』

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【出演】山北健一(percussion)、指原一登(tabla)
【場所】下北沢 Circus
【時間】開場19:00/開演19:30
【料金】予約2200円/当日2800円(+1drink,food)
【予約】heatbeatmusic.mail@gmail.com, 090-4201-6885(さしはら)
【詳細】https://www.facebook.com/events/444253452441123/



| ライブ予定 | 00:17 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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足りないものは優れた人に素直に教わっていく

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**
兼好法師の「徒然草」を引き合いに記事を書いた記事

「インド音楽で生きていく」

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"これから芸事を身につけようとする人は、
とかく「ヘタクソなうちは誰にも見せたくない。こっそり練習して、ある程度見られるようになってから披露するのがカッコいい」と言うものだけど、
そういうことを言っている人が最終的にモノになった例はひとつもない。

まだ未熟でヘタクソな頃から、ベテランで上手い人たちに混ざって、バカにされて笑われて、それでも恥ずかしがらずに頑張っていれば、特別な才能がなくても上達できる。
道を踏み外したり、我流に固執することもないだろう。そのまま練習し続けていれば、そういう態度をバカにしていた人たちを遙かに超えて、達人になっていく。人間的にも成長するし、周囲からの尊敬も得られる。

いまは「天下に並ぶ者なし」と言われている人でも、最初は笑われ、けなされ、屈辱を味わった。
それでもその人が正しく学び、その道を一歩一歩進み続けてきたおかげで、多くの人がその教えを授かることが出来るようになった。どんな世界でも、同じである。"

**




**
美しい「ターラ」を生み出していくための、徹底的に強固で柔軟なリズムとグルーヴが決定的に足りないものだ。

足りないものは優れた人に素直に教わっていく必要がある。





**
「徹底的に強固で柔軟なリズムとグルーヴ」

パーカッショニストの山北健一さんには、この点で徹底的に鍛えてもらうつもりで、定期的に練習させてもらってきた。

山北健一さんは、その30年に及ぶキャリアの中で、世界中のあらゆるパーカッションに取り組み吸収した10年、プロパーカッショニストとしてラテンサウンドを徹底的に追求した10年、パーカッションソロの活動に集中し作品制作とソロライブ活動を追求した10年、と、ストイックかつ異色な活動をしてきた人だ。

リズムやグルーヴの正確さと柔軟さ、音やフォームの美しさについての研究と蓄積は膨大で、独自のリズム論と哲学も豊富だ。

そんな山北さんが、広がりのある演奏活動や楽器開発など、また新しい追求を始めたタイミングで、幸運にも知り合って以来、その練習は続けてきた。






**
「はだかの王様」は、徹底的にあぶり出して捨て去らなければ、前には進めない。

記事:「でも、王様、はだかだよ。」

下手なこだわりやプライドを排して、徹底的に学ぶことがそれに繋がる。






**
10/8(木)は、その山北健一さんとのデュオライブ。


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『山北健一 x 指原一登「Percussion x Tabala」』


【出演】山北健一(percussion)、指原一登(tabla)
【場所】下北沢 Circus
【時間】開場19:00/開演19:30
【料金】予約2200円/当日2800円(+1drink,food)
【予約】heatbeatmusic.mail@gmail.com
【詳細】https://www.facebook.com/events/444253452441123/




もちろん「はだかの王様」で臨むつもりはない。






| ライブ予定 | 08:39 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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「でも、王様、はだかだよ。」


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「前に進むための足枷になっているネガティブ要因」
http://kazootbeat.blog47.fc2.com/blog-entry-469.html

とは、つまり妄想だ。




そもそも「インド音楽でない」ものを「インド音楽」と呼び、

そもそも「出来ていない」ものを「出来ている」とし、

そもそも「知らない」ものを「知っている」という。

これらは全て妄想。

妄想は、真実を見えなくさせてしまう。




**


「ターラ」のアクセント・テンポ・抑揚・音色・間・呼吸というものを知り、表現出来なければ「ターラ」ではなく、

「ラーガ」と「ターラ」が連動しながら、音楽の引力が生まれなければ「インド音楽」ではない。




**

妄想は、「ターラ」がヨレて拍が乱れていても「インド音楽」

妄想は、アクセントや間が外れて「ターラ」が途切れても「インド音楽」

妄想は、未熟な技術で、上辺だけの派手な技を並べて「インド音楽」

妄想は、「インド音楽」を知らなくても「インド音楽」のプロになれる。

妄想は、「インド音楽」を演奏出来なくても、拍手をもらえて「インド音楽」のプロと名乗れる。




**

「これはとても特別な布で、バカな人には透明に見える布です。」

「どうですか、この見事な布で作った立派な洋服は?素晴らしいでしょう?」

「なんて立派なんでしょう!」

「なんて色鮮やかで美しいんでしょう!」

、、、



「でも、王様、はだかだよ。」




**

「これはとても特別な音楽で、高尚すぎて普通の人にはわからない音楽です。」

「どうですか、こんな難解なことをやっていて、神秘的で素晴らしいでしょう?」



、、、



「でも、王様、はだかだよ。」




**

初めてインドで師匠の「タブラ」を聴いたときは、あと三回くらい生まれ変わらないと無理かもしれないと思ったはずだ。

初めてインドで「インド音楽」を聴いたときは、あと三回くらい生まれ変わらないと無理かもしれないと思ったはずだ。

でも、日本なら、インドにはない、お気楽に「インド音楽」が出来る「特別な布」がある。

、、、わけでは決してないのだ!

どんなに遠くても、妄想の中をはだかで歩き回っていたら真実には近づけない。

妄想は、師匠の「タブラ」も「インド音楽」も、正しく聴かせなくなる。




「でも、王様、はだかだよ。」




**


妄想は、厳しい現実を見えなくさせてしまう。

妄想は、汚い「ターラ」、醜い「音楽」で自己満足に浸りたいだけ。





真実が願っているのは、美しい「ターラ」、美しい「ラーガ」、美しい「音楽」。

真実が願っているのは、そのための惜しまぬ努力。

真実は、一歩一歩、懸命に着実に歩き出したい。




はだかの王様は自分自身。




9年後も、はだかの王様でいるつもり?



| インド音楽 | 18:37 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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前に進むための足枷になっているネガティブ要因

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photo:浮花



前に進むためには、足枷になっているネガティブな要因も洗いざらい検証する必要がある。

「インド音楽とはなにか?」

上の記事で、落語を例に挙げて「まずはスタートラインに立つこと」と書いた。





**

「インド音楽」が生まれるスタートライン。

今はまだマイナスの域にいて、プラスの側には進めていない。

「インド音楽」はまだ本当に生まれはじめていない。

ただ、プラスに近づく方向にシフトはしている。

それが現状認識。


いままでは?

それはマイナスの領域の中で、更にマイナス方向に向かっていたと言ってもいい。

「インド音楽」そのものからどんどんかけ離れて行く方向。

どういうことか?

本来の「インド音楽」と、実際に自分がやっていることがあべこべになっていたからだ。




**

なぜ伝統の世界に師弟関係があり、人前で芸事を披露するに当たり、師匠の許しを得る必要があるのか?

「インド音楽」は、伝統の世界である。

技術10-15年、音楽の型10年、その先に大海原のような表現の世界が広がっている。

そこには、どこからが「インド音楽」と成るかの明確なラインが存在している。

脈々と受け継がれる師弟関係の中で、そのラインが守られ、伝わり、現在がある。

では、自分がその伝統の定石に則って来たかと言えば、否だ。

日本では、そんな伝統の厳しい基準と無関係に、誰もが自分勝手に演奏を始められてしまう。





**

ここで、ぶっちゃけてはっきり言えば、我々外国人は、彼らインド人から見ればお客さんのようなものなのだ。

背負うべきインド音楽の伝統とは、基本的に無関係な人たち。

言わば別枠なのだ。

インドの伝統音楽を学ぶのに、インドに師匠を持つ、というのは前提として自然なことである。

学びたいといって皆やって来るわけで、基本的には受け入れられはするけれども、「インド音楽」的には実際のところお客さんである。

文化的背景、価値観、哲学、歴史、伝統的な師弟関係はそういうものの上に成り立っているので、外国人が本当にそこまで入り込んでいくのは難しいところもある。

もちろん、各国で熱心に広めようと活動しているインド人演奏家も沢山いるし、。

自分自身も師匠のことは慕っているし、世界中で教えてもいるので、各地の弟子や生徒達にも慕われている。

そういう代え難い関係はあるにせよ、外国人が普通に通い生徒として学んでいるだけでは、一生、その音楽の核心的なところについてまでは教わることはないだろう。

なぜなら、大概は技術10-15年の域で終わってしまうからだ。

彼らは経験上それを知っているし、大方の生徒自身もその域で満足して、有り難がってもいる。

そこを超えるためには、正論としては、インドへ移住し、師匠に10年以上付いて学ぶこと以外にない。




**

師の許しという話にもどる。

伝承とは、技術と型の継承だ。

それが出来て、そこからは自分の表現を見つけていきなさい、というのが師匠の許しを得るということだ。

伝統を守るという上で、一番核となる部分である。



**

誰もが自分勝手に演奏を始められてしまう日本で、自分自身も勝手にステージに上がってきた。

それこそ以前の記事で挙げた、落語の例の「コンーヤハヒーエルネ。ソバデーモクウカ」の世界だ。
http://kazootbeat.blog47.fc2.com/blog-entry-467.html

「そもそもインド音楽ではない」

師匠の指摘も許しとも関係ない世界だから、本来あるべき型も守られていない。

だけどそれを「インド音楽」として、お互い「素晴らしいね!」などと言ってやっていれば間違っていくのも当然だ。

これを妄想の世界とも言う。

初めて楽器同士合わせて練習出来た時というのは、誰でも楽しいものだ。

ただ、まだ何も知らない段階でステージに上がり、誰にも正しく指摘されず、それを「インド音楽」としてやっている気になるということを続けてしまえば、とんでもない妄想の世界に入り込んでしまう。

最も危険な点は、本来大事な『インド音楽の本質』の部分が聴こえなくなっていってしまう、というところだ。

本質を聴いてしまえば、「そもそもインド音楽ではない」となってしまうからだ。

それが、マイナスから更にマイナスへ向かうスパイラル。

誰にも指摘されず、曖昧な基準で、表面的なところだけしか聴こえなくなっていく。


なぜ師弟関係が重視されるのか?許可が必要なのか?の意味がそこにある。




**

ずっと書いているように、自分は「インド音楽」を求め続ける一行者に過ぎない。

タブラという楽器の楽しさ広め、持てる知識をシェアするために、タブラ教室は主宰しているけれども、「インド音楽」そのものを教えるなどということは、本質的に出来ることではない。

ただ、この妄想世界と負のスパイラルを切り抜け、突破し、「インド音楽」へ向かう道と、オープンに交流出来るフィールドをこれから拓くことが出来たなら、今後同様に、間違った方向、妄想の世界、負のスパイラルに、人が陥らないための一助にもなれるかもしれない。


、、と思うけど、そんなのは蛇足だ。


感動する「インド音楽」を実現して世界中で交流したいっていうのと、タブラが上手くなりたい、ただそれだけ!


蕎麦なんか食ってる場合ではない!


| インド音楽 | 15:42 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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パーカッションとタブラの有機的融合 10/8(木)下北沢

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パーカッションとタブラの有機的な融合、それは「山北健一」の膨大な経験と知識・実績の中にすでにあった。

あくまでもラテンサウンドを根底に持ちながら、世界中のリズムと打楽器を追求して来た孤高のパーカッショニスト「山北健一」

そのソロ作品群は、実にカラフルで強靭なリズムの洪水だ。
早くからインド音楽のアプローチも消化し取り入れてきた。

今回のライブでは、そんな山北健一の楽曲の中から特に「パーカッション&タブラ」の親和性の高いものをいくつか取り上げて演奏する予定だ。

パーカッション、ラテン、ジャズという切り口で聴かれ語られることの多い「山北健一」の活動に、インド音楽の側からスポットを当て、知られざる側面を浮かび上がらせる、今までになかった楽しみ方が出来るはずだ。




●10/8(木) 山北健一 x 指原一登「パーカッション&タブラ」

出演:山北健一(percussion)、指原一登(tabla)
場所:下北沢 Circus
   東京都世田谷区北沢1-40-15 北沢ゴルフマンション1F 
時間:開場19:00/開演19:30
料金:予約2200円/当日2800円 +1drink,food
予約:heatbeatmusic.mail@gmail.com, 090-4201-6885(さしはら)





■山北 健一 Percussionist  

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1968年生まれ。85年、キング・サニー・アデのコンサートに足を運んだのをきっかけにパーカッショニストになることを決意。 86年、川瀬ドラムスクールに入門。 88年、単身ニューヨークに渡りラテン音楽のルーツやリズムについて学ぶ。 90年頃より精力的にバンドやセッションに参加しパーカッショニストとしてのキャリアをスタートさせる。

日野皓正、NORA、山下洋輔、坂田明、OBATALA、菊池成孔、川嶋哲郎、朝崎郁恵、Asa-Festoon、cocco、ヨシダダイキチ、ボアダムス、サイコババ 、他多数。 1998年よりソロライブ開始。

2001年1stアルバム『Compound』
2003年2ndアルバム『Talking Drum』
2005年3rdアルバム『Abanico』
2006年ライブドキュメント『Another Dance』
2008年4thアルバム『Blue Moment』をリリース。
2014年5thアルバム『Silence Day』をリリース。
http://www.matamrecords.com/index.php



■指原一登 Tabla

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タブラを、巨匠 Pt.Anindo Chatterjee、Sri.Anubrata Chatterjee、及びU-zhaan氏に師事。
常に革新と再生を繰り返しながら、生まれ変わり広がってきたインド古典音楽。「今ここで生まれる音楽」として即興で作り上げられて行くこの音楽の無限の可能性に惚れ込み、自身のメインフィールドとして活動している。国内外で活躍する演奏家・舞踊家・アーティストと多数共演。海外公演など、国内に留まらない精力的な演奏活動を展開中。

主宰する「HEAT bEAT MUSIC」では、各種自主企画・共同企画、および海外からのアーティスト招聘なども積極的に行うほか、タブラ教室・ワークショップの運営にも力を入れている。よみうりカルチャー講師。
http://kazootbeat.blog47.fc2.com

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「インド音楽」とはなにか。蕎麦でも食うか!

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photo:浮花


先日の記事:「1年前の10年後は9年後」

そもそも「インド音楽」ではなかった。

とは、どういうことか?



**


少し例を挙げて噛み砕いてみる。

「今夜は冷えるねェ。蕎麦でも食うか!」という落語のセリフがあったとする。

例えば、海外の日本語学校で勉強している生徒が、片言で話したとしても、当然落語にはならない。

「今夜は冷えるねェ」と落語家が咄したとき、どれくらい寒いのか、といことが客に伝わらなければならない。

「蕎麦でも食うか!」と咄したとき、何が伝わらなければならないのか?

伝わるとは、共感を生むこと。

冬の気温、その体感、蕎麦の温かさ、味、などの共感。

日本の冬の気温は、東京では何℃、蕎麦とは、約何℃のスープに、そば粉を練った麺が、などと、幾ら説明しても、落語にはならない。

感覚の共感が生まれないのだ。

これをウンチクともいう。

海外の日本語学校の生徒に、ウンチクを幾ら教えても、落語の面白さは伝わらない。

同じように日本で、音楽そのものとの共感を抜きにして、いくらウンチクを並べても、インド音楽にはならない。

「コンーヤハヒーエルネ。ソバデーモクウカ」のような、言葉のアクセント、テンポ、抑揚、声色、間、息、という、最も重要な要素が無視されたもの、

それが落語と言われても、それは「そもそも落語ではない」

同じように「そもそもインド音楽ではない」となる。



**



では、共感を生むためには、どうしたらいいのか?

2つ方法がある。

一つは、冬の寒い時期に日本に来て、温かい蕎麦を食べて体感してみること。

もう一つは、同じ「今夜は冷えるねェ。蕎麦でも食うか!」を、もし北インドの人に想像してもらうなら、インドの冬の早朝、「今朝は冷えるねェ。チャイでも飲むか!」と置き換えてみること。



**


インドで「インド音楽」そのものを体感し、インド人と交流しながら、「コンーヤハヒーエルネ。ソバデーモクウカ」ではなく、共感を生む表現をつかんでいくことが必要になる。

具体的には、そのアクセント、テンポ、抑揚、調子、声色、間、息、という要素がどうあるべきかを掴み、表現していくことだ。

それこそが「ラーガ」と「ターラ」の表現となり、さらに、お互いが緻密に、そして強力に連動していく音楽になる。

それが「インド音楽」なのだ。

共感を生み、聴き手を引き込む力を持った音楽だ。

タブラにおいては、いかにこの「ターラ」を表現し、「ラーガ」と連動させて、途切れさせることなく回し続けることができるか、がまず「インド音楽」としての最低限のラインだ。

うわべのテクニックを並べただけでは、音楽は生まれない。

まずは最低限のラインに立つことではじめて「始まる」



**


これまでの1年間の検証は、そのラインから遠いところにいた自分に気づくこと。

次の一歩は、徹底的に表現の本質にフォーカスしていくことで「インド音楽」のスタートラインに立つこと。

そして、そのラインをしっかり踏み超えて進むこと。

その先には、もう一つの共感を生む、「今朝は冷えるねぇ。チャイでも飲むか!」を日本で想像してもらうための「今夜は冷えるねぇ。蕎麦でも食うか!」がある。

9年後を見据えて、確実に進んでいきたい。





まずは、

蕎麦でも食うか!

| インド音楽 | 03:06 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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「ターラ」ワークショップ、終了!三次元的体験!

ミニタブラ



インド音楽で使われているリズムシステムである「ターラ」。

この「ターラ」を、手拍子や体を使いながら「体感」してみるというワークショップ。





Tala Circle


この2次元図解は、ティーンタールという16拍のリズムサイクルを表記した「ターラ」の図解だけど、これを知識として知っているからといって、それだけでは実はリズムはまわらない。

ぐるぐる回る「ターラ」のイメージを遊びながら感じてみる。

これがコンセプト。





今回は、時間軸からだけでなく、体の動きを使って、立体的3次元のイメージを体感するワークを取り入れてみた。

毎回アンケートで、感想や今後の要望を聞いているのだけれど、このワークは割と有効だったようだ。

また、前回要望のあった「実例を挙げてほしい」という声に応えて、映像を「ビフォーアフター」形式で導入。

ワークの前と後とに映像で実際の演奏を観てみることで、具体的な質問や疑問が飛びだす感じになって、なかなか活発になった。



「ターラ」が分かると、インド音楽が面白くなるだけでなく、他ジャンルの音楽とも共有することで面白く発展させられると思っている。

だからシェアできることはシェアしていきたい。





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今回参加してくれた皆様おつかれさまでした。





今後も、もっと映像を主にQ&Aをやっていったり、体感できる遊びに落とし込んでいって、ルールを共有しながら遊んでみたり、タブラのデモンストレーションを加えていったり、はたまた平日アフター5(最近あまり聞かない、、)にドリンク付きの鑑賞会といったりも、バリエーションとして考えたりしている。



いろいろなシリーズで発展させて行くつもりなので、また次回にもご期待ください。



| ライブレポート | 23:33 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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