タブラ奏者 指原一登 オフィシャルサイト

新着情報・ライブ情報・ブログは、新オフィシャルサイト kazutosashihara.com へ移行しました。HEAT bEAT MUSIC 主宰。公演企画・タブラ教室の運営を行っています。

2015年05月 | ARCHIVE-SELECT | 2015年07月

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「アジサイ」と「インド音楽」と「浴衣割」

今年は空梅雨と言われているけど、まだアジサイも咲いている。

ホンアジサイ

アジサイの原産地は日本。

原種はガクアジサイといって、手まりのような形をしたものはホンアジサイというそうだ。


ガクアジサイ_s

ガクアジサイは、額縁のように花の周りをさらに花が縁取っていて、個人的には昔から好きな花だ。

花火のこういうも好き。

アジサイは、和歌の上では夏の季語だといい、万葉集にもすでに登場している。

昔から日本人の感性に馴染みの深い花といえる。




インド雨季

インドでは、梅雨ではなく雨季。

インド音楽では、この雨季をテーマに扱ったものは本当に沢山ある。

だけど、日本とは雨の降りかたも違えば、雨自体の意味合いも違ってくる。

雨の季節だからと、単純に雨季のインド音楽をやっても、日本人の持っているイメージとはそもそも違うのだから、実際「雨?でもなんか違う」感じに思えたりもすると思う。





ギャラリー園玄関_s

今週末7/4(土)に迫った、大塚でのライブ。

会場の「gallery園」は古民家を改修したアートスペース。

この季節には、庭にアジサイも咲いているし、夏盛りになる前の涼しげな風情もあじわえる。

建物が傷むため、空調は入れていないとのことだけど、暑い場合は氷柱なども使うそう。

なんと、それもそれで夏の風情満点ではないか。



こういう場所でやるのも、その季節・場所・時間を大切にする「インド音楽」を、日本で演奏するのにふわさしいのではないかと思うからだ。

都会にいても、より日本の自然や季節・風情を感じられる場所

日本原産の「アジサイ」と「インド音楽」

この短い季節ならではの組み合わせだ。

今回のライブは、このテーマで演奏しようと思う。

その空間・時間と調和しながら創り上げられていく音楽をぜひ楽しんでもらいたい。



かたつむり

余談になるけど、アジサイにはなんと毒があるそうだ。

爽やかで凛として癒される〜なんて思っていたらびっくりだ。



でもご心配なく。

食べない限りは、触っても近づいても問題ないらしい。

ただ、綺麗だからといって、料理に添えたり飾りにしたりするのは要注意だとのこと。



ちなみに、インド音楽にも毒がある。


でもご心配なく。

聴いている限りは問題ありません。



ん?

食べないかぎりってこと・・・?





■ gallery園で聴く「シタール x タブラ」

【日時】7/4(土) 14:00 open / 14:30 start
【会場】gallery園
    東京都文京区大塚5-36-2
     http://7thwave.info/gallery-en/   
【出演】ヨシダダイキチ (シタール) / 指原一登 (タブラ)
【料金】3,000円(1ドリンク+ 季節のお茶うけ付き)
【予約】heatbeatmusic.mail@gmail.com
【企画】HEAT bEAT MUSIC
【詳細】https://www.facebook.com/events/1615931235346920/


※より風情を楽しみたい方がいらっしゃいましたら、ぜひ浴衣でお越しください!

浴衣割1000円引きになります!



| ライブ予定 | 15:53 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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料理は音楽

先日の、渡辺玲さんのキッチンスタジオ「サザンスパイス」でのプライベートディナー。

改めて料理はLIVEだと思った。料理は音楽だと思った。

IMG_5307.jpg


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渡辺さんには、モーシン・アリ・カーン来日公演の時もお世話になったけど、いわゆるカレーとインド音楽みたいなありふれたものでは全くなかった。


料理でお客さんが感動している。

音楽でお客さんが感動している。


それは容赦も手加減もなく、たゆまぬ追求しているからこその結果だ。

基本を押さえるのは当然。安易さや手軽さや敷居を下げるといった妥協もない。

IMG_5308_s.jpg

渡辺さん曰く、最近は随分インド料理屋も増えたけど、少し習っただけでパッと開店してしまうような技術もセンスもない、いい加減な店が増えたと言っていた。

カレーはスパイスの鮮度だと聞く。だいたい普通に日本に入ってきているようなスパイスは、すでに鮮度がいいとは言えないものだそうだ。だったら自分で取りに行くし作りもする。


音楽の鮮度はどうだろう?

やはりそれも自分で取りに行くしかない。



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IMG_5317_s.jpg


リアルタイムでコース料理をいただくというのはやはり別物だ。

相手に合わせたストーリー展開も間もありアドリブも瞬間の閃きもある。そして華やかさやダイナミクスが生まれる。


それが14品。

14品だ。

なんと壮大なストーリー。


しかもそれぞれとっても食べきれないほど。

余ったものは全部持って帰っていいと言う。

なんと壮大なもてなし。


実際そこには容赦も手加減もない。


渡辺さんのブログに、

”入手の容易さや手軽さより、外国の食文化をできるだけ忠実に日本に紹介したいというのが、私の根本的な考えだ。それに、ありふれた日常からのちょっとした逸脱のあった方が、食体験も印象深いはず。”

という言葉があった。


これは、ある一料理について書かれた記事からであるけど、カレー&スパイスの伝道師としての基本的な精神がうかがえる。

料理に対する忠実さとこだわりに、何より人に喜んでもらいたいという壮大なもてなし精神が加わって、逆にインドでは到底体験できないような域の世界にまで発展させていると思った。

11390047_323270851176667_8420941937645692475_n.jpg


一流のものから学ぶのにジャンルは関係ない。至福の時と至福の学びでした。


またすぐに食べに伺いたいし、機会と条件が許せば、ガチのコラボレートもさせていただきたい。

渡辺玲さん、どうもありがとうございました。



サザンスパイス:
http://southern-spice.com




<ライブ予定>

7/4(土) 14:00 open / 14:30 start@gallery園
ヨシダダイキチ (シタール) / 指原一登 (タブラ)

http://kazootbeat.blog47.fc2.com/blog-entry-445.html

| 音楽 | 23:20 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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7/4(土)『gallery園で聴く シタール x タブラ』古民家の梅雨は一年で最も気持ちいい季節

7/4(土)に、ライブをさせていただく大塚の『gallery園』

園_s

ここは築80年の古民家を改修したギャラリー。

護国寺のそば、JR大塚駅から徒歩15分、東京メトロ新大塚駅から5分、護国寺駅から10分の場所に静かに佇むようにある。

園_2_s


中に入り畳の居間に足を踏み入れると、不思議とすっと心が落ち着く。

部屋の中から簾越しに眺める庭もいい。

今は紫陽花が咲いている。

紫陽花_s


ここは、ギャラリーとしての展示の他にも、日本の伝統芸能を紹介する講習会、演奏会、日本酒の会から着付け、香り、ヨガや各種勉強会など、幅広い文化の交流場所となっている。

オーナーの勝俣さんは、漆文化の普及事業や古民家事業の普及に携わるなど、好奇心旺盛でアクティブな方だ。

この梅雨の季節は、タブラやシタールにとっては泣かされる季節でもあるけれど、勝俣さん曰く「梅雨の時期の古民家は、特に気持ちが良い」とのこと。

少し雨を期待するのも悪くない。



勝俣さんによる季節のお茶請けと飲物もつくので、ぜひ落ち着いた心持ちでゆったり聴いてもらいたい。

シタール_タブラ_s




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gallery園で聴く「シタール x タブラ」

150704_gallery園_s

【日時】7/4(土) 14:00 open / 14:30 start
【会場】gallery園
    東京都文京区大塚5-36-2
     http://7thwave.info/gallery-en/   
【出演】ヨシダダイキチ (シタール) / 指原一登 (タブラ)
【料金】3,000円(1ドリンク+ 季節のお茶うけ付き)
【予約】heatbeatmusic.mail@gmail.com
【企画】HEAT bEAT MUSIC


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我が街・大塚の「大塚新聞」にも『gallery園』が取り上げられているので、こちらの記事もぜひ読んでみてください。

http://otsukatimes.com/150429galleryen.html/

| ライブ予定 | 17:22 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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【モーシン・アリ・カーン来日公演】レポート その4

モーシン・アリ・カーン来日公演ツアー後半も、おかげさまで、金曜のインド大使館、土曜のマスミ東京公演、日曜大磯エピナールと満員御礼にて全て無事終了。

支えてくださった全ての皆様ありがとうございました。

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photo: NORI



インド音楽の醍醐味である、音楽がエモーショナルに花開いていく華やかさ。

まさにこれだ。

インドで聴く、観るステージにはそれがある。トップレベルの演奏では、それがどこまでもマジカルに花開いていく。






このラーガとこのターラを組み合わせたら、「はい、インド音楽の出来上がり」というお茶漬けのようなものではない。このインド音楽が、日本では地味で、謎で、不可解で、眠い、、だからスピリチュアルだとか、癒しだとか、悠久だとか、そういう視点からしか認識されていないのは本当にくやしい。

現状では、どんなに巨匠やトップミュージシャンを連れてきても、まずインド音楽自体がその認識から見られてしまう。素晴らしいものをそのまま観てもらうことも出来ないほどに、歪められている。




_DSC6979_s.jpg
photo: NORI



今回のモーシン・アリ・カーン来日公演では、歪められた世界と関わることなく、純粋に演奏内容で、華やかさや生命力のある音楽が伝えられたのだと実感している。

それは、ツアーが進むにつれて、一度来場した人がもう一度、さらにもう一度、と会場に足を運んでくれたり、ワークショップなどに参加してくれたことでもわかる。一人二人というような数ではない人たちのうねりが生まれた瞬間だ。

それこそ華やかさの現象に他ならない。

演奏自体も、連日回を重ねるごとに、音楽のうねり、エモーショナルな一体感が強まっていくのを実感していた。モーシン自身もだんだんとドライヴして行っていたのは確かだ。



場所に国に関わらず、世界に広がる「インド音楽」そのものを創っている緊張感と幸福感。

華やかで生命力の溢れる音楽で感動していたい。

ただそれだけだ。



今後の方向性がよりはっきりとしたものになった。

| ライブレポート | 19:03 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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【モーシン・アリ・カーン来日公演】レポート その3

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今日本で起こってる状況はこうだ。

シタール持って、タブラの前に座って、教えてもらったフレーズを未熟な技術で並べるだけで「インド古典」と名乗れてしまう。

インドに師匠も持たない人も沢山いるけれども、「インド古典」と名乗るのであれば必要だ。なぜなら、インド音楽を学ぶにも演奏するにも、その瞬間に生まれている音楽を感じる臨場感が最も大切だからだ。

どんな音楽であっても、音楽そのものは、ステージの上で瞬間的に生まれている。即興を重要視するインド音楽ならなおさらだ。



-----
インドの優れた演奏家に学ぶ日本人も多い。

だけど実際、長年染み付いた、単に教科書レベルの知識と未熟なフレーズを並べ、インド音楽の現場の臨場感も知らず、内輪で「インド音楽」と平気で名乗れる日本の状況に、インドで得た本来の臨場感を忘れ、気がつけば、演奏者本人が、インド音楽から華やかさを奪い、生命力をなくし、現代のインド音楽すらも否定する、そんな悪循環が起きている。

更にその周りに、インドで習っている訳でも、インドで実際に演奏を聴いている訳でも、その臨場感を一度も感じたことのない、巨匠の弟子でも何でもない、インドと交流も関係もしない、インド音楽とは関係のない、「インド音楽関係者」みたいなのがたくさんいる。

今回のモーシン・アリ・カーンのように、若手ではあるけれど、しっかりした実力を持ち、評価もされている演奏家を呼んで、インド音楽をしっかり紹介していきたい、もっと知ってほしいと思っているところに、インドと関係のない「インド音楽関係者」が若手で無名のモーシンを笑いのネタにしたりしている。

まったく相当どうかしている。

そんな矛盾したネガティブな悪循環に今更戻る気もなければ、同情する気もない。




——
瞬間に生まれる音楽の臨場感を感じられる状況を作っていく。

今回のモーシン・アリ・カーンとの連日の演奏で、それが可能だということを実感している。

そして世界に広がるインド音楽の潮流を呼び込んでいきたい。
※参照 http://kazootbeat.blog47.fc2.com/blog-date-20150603.html


この方向性に賛同して、一緒に本来の華やかで生命力溢れるインド音楽を目指していきたい人は、ぜひ一緒にやりましょう。

そして「インド音楽」と名乗りながら、インド音楽から華やかさや生命力を奪う人は去っていただきたい。
厳しい言葉をあえて使うのは、自分への叱咤でもある。僕自身も自らの演奏で華やかさ生命力を生みだす事に挑戦しなくなった時は、悔いなく去るつもりだ。





モーシン・アリ・カーン来日公演、残すところあと3本。


▼6月12日(金) インド大使館 ヴィヴェーカーナンダ文化センターホール【完売御礼】
▼6月13日(土) 大塚 マスミ東京
▼6月14日(日) 大磯 エピナール

http://mohsinalikhan-japantour.jimdo.com/全公演日程/

| ライブ予定 | 12:23 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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【モーシン・アリ・カーン来日公演】レポート その2


モーシン・アリ・カーンとのステージ2日目。

彼が来日してからは5日、毎日ほぼ一日中一緒に行動しているのもあり、お互いかなり気心が知れてきた。


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前回も触れたけれど、伴奏では、テカと呼ばれる基本パターンを土台に演奏する。ところが実際には、基本パターン以外は譜面に記述できないし教科書で学べるところではない。単にリズムを刻んでいる訳ではなくて、突発的に変化する音楽に瞬間的に対応しているからだ。


特に声楽では、シタールなどの器楽より大きな揺らぎがあって、単に基本パターンでリズムを刻んでいるだけでは、音楽にならないどころか、音楽が崩壊してしまう。


この音楽上の大きな揺らぎにどう対応していくかは、先生からテクニックを教わっているだけでは学べないところのものだ。


多くの優れた演奏を実際にインドで聴いて、優れた演奏者からアドバイスをもらい、音楽に反応する感覚を高めて、一緒に演奏して経験を積んでいくしか上手くなる方法はない。



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残念ながら、この最も重要な部分が日本では欠落している。

学んだフレーズを並べ、伴奏の基本パターンをメロディーの変化に関わらず刻み続ける。優れた演奏者にアドバイスをもらいに行くことも、演奏して経験を積むこともしない。

教科書に書いてあることの組み合わせでいいのであれば、インドへ行く必要もないし、優れた演奏者のところへ行ったりする必要もない。

ただ、それでは華やかで生命力溢れる音楽は生まれようもなく、やはり地味で古めかしい寂しい音楽になってしまう。



インドで触れるものと日本とでの狭間に、僕自身、長年挟まれてきた。



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今回、伝統の世界ではまだまだ若手であっても、素晴らしい技術と知識、十分な演奏経験のあるモーシン・アリ・カーンと演奏している事は、その矛盾した狭間を抜け出して、多くの音楽を実践を通して学ぶことに直結している。

演奏以外の時間も、質問したり、アドバイスをもらったり、また共に考えステージで試すこともあるし、お互い反応して、華やかで生命力のある音楽に挑戦している。



-----
この日の演奏では、躍動する音楽のうねりの中で、いままで感じたことのない程の一体感を感じていた。

音楽に生命力の根源となるうねりを生む、その核心にも一歩近づいた気がする。




どれだけの華やかさを生み出せるか。そこには限界がないし、どこまでも学び、挑戦して、共に感じていくことだ。

ツアー後半に向けて更に磨いていきたい。



残すところ3公演。

ぜひお見逃しなく!





<モーシン・アリ・カーン来日公演>

▼6月12日(金) インド大使館 ヴィヴェーカーナンダ文化センターホール
▼6月13日(土) 大塚 マスミ東京
▼6月14日(日) 大磯 エピナール

http://mohsinalikhan-japantour.jimdo.com/全公演日程/

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| ライブレポート | 23:07 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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【モーシン・アリ・カーン来日公演】レポート その1

昨日のステージが、自分にとってはモーシン・アリ・カーン公演初日。

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インド音楽というのは、そもそも声楽が基本の音楽だ。シタールなどの器楽は、声楽を模したものだ。

そしてタブラが、インド音楽の伴奏楽器として発展してきたことを考えると、この声楽の伴奏というのが基本中の基本で、タブラ奏者としてここを押さえられるかどうかは、非常に重要な部分だ。

ところが、この声楽の伴奏というのは、シタールなどの楽器と演奏するのと違い、非常に難しい。モーシンさんも、インドでも大概のタブラ奏者は伴奏することが出来ないといっている。

器楽の分野では、半ばタブラがソロ楽器として発展しているのもあって、大概のタブラ奏者は手数を増やして歌を邪魔してしまうからだ。




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そもそもインド音楽は教科書で勉強する音楽ではないのだけど、日本ではだいたい教科書通りに演奏して「インド音楽」と言ったりされている。

それが、この音楽が、フレッシュで生命力に溢れ華やいだものであるというようには認識されない理由にもなっている。

さらに声楽、歌は特に、教科書に書き表せない要素が多い。タブラ奏者は、歌い始めのテンポひとつとってみても取れないだろう。

なぜか?

それは、歌が単純に何拍子に合わせて音符をなぞっているようなものではないからだ。

この辺のことはインドでも師匠に習うことの外にある部分だ。




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テカと呼ばれる基本のリズムを、いかにシンプル且つグルーヴィーに、歌のアプローチを読み取り、支える必要がある。

それだけのことがいかに奥が深いか。。

モーシンのようなレベルの人と一緒に演奏すれば、ただ叩いているだけでは駄目なのはダイレクトに分かるし、食事や移動もずっと一緒なので、あれやこれや聞いている。

基本のリズムだから簡単だ、などと言うのは大間違いだ。

日本では、そういうことを教える人などいないし、知っている人もいない。

華やかなインド音楽を、この国でも実現していくには、この辺からしっかりやっていく必要がある。



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本日の公演は、満員御礼なので、残すところあと3公演。

インドでも普通に旅行に行ったのでは、まず聴くことの出来ないものだ。

ぜひお見逃しなく。



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<モーシン・アリ・カーン来日公演>


▼6月12日(金)   インド大使館 ヴィヴェーカーナンダ文化センターホール

▼6月13日(土) 大塚 マスミ東京

▼6月14日(日) 大磯 エピナール

http://mohsinalikhan-japantour.jimdo.com/全公演日程/

| ライブレポート | 19:28 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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《モーシン・アリ・カーン来日》招聘の目的と想いについて

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※今年の1月デリーでモーシンと



ラヴィシャンカールが世界に紹介してから半世紀、今やインド音楽は、世界音楽としての広がりをみせている。

インドの巨匠から若手まで、どんどん海外へ行くのはもちろん、外国人奏者ともよく演奏している。

そういう交流を通して、外国人であってもいい奏者が育って来ている。

また、一般聴衆の認知度や評価も高まっている。



◆◆

ただ、世界で広まるその交流の流れが、残念ながら日本にはあまり届いていないのが実情だ。

インド音楽が、国内で初めて紹介された数十年前と変わらない「悠久」「神秘」「スピリチュアル」というイメージで固定されてしまっている状況がある。

いまだにそういう古い謳い文句で紹介されることも多い。

さらに、スクエアなインド音楽理論による難解な「古典」のイメージ。

理論はもちろん重要だけど、演奏者がそれだけに頼り縛られた演奏をしてしまうと危険で、とたんに音楽が死んだものになってしまう。

古典の言葉通り、埃まみれの古くて使えないものになってしまうのだ。



◆◆

なぜなら、インド音楽が、特に重要視しているのが「即興による閃き」だ。

それによって生まれる、極限まで高められた音楽のエネルギー、躍動感や華やかさといったものが、伝承されているのものであり、世界の人々を魅了している部分だからだ。




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今回の招聘の目的は、これからインド音楽の伝統を背負っていくことになる若手のインド人、しかも実力のある音楽家と共演することで、今、この瞬間に生まれるフレッシュで躍動感にあふれるインド音楽を、ここ日本でも一緒に創っていくことにある。

その現場を出来るだけ多くの人に観てもらうことで、広くこの音楽の面白さを知ってほしい。

そして活発な交流の流れを、ここ日本にも呼び込みたい。

来日するモーシン・アリ・カーンの歌唱は、溢れるエネルギーに満ちている。

きっと新しい感動に触れられる。

ぜひ多くの人とそれを共有したい。






<モーシン・アリ・カーン来日公演>


http://mohsinalikhan-japantour.jimdo.com/全公演日程/

▼6月06日(土) 浅草 アサヒアートスクエア
▼6月07日(日) 横浜 エスニカ
▼6月08日(月) 幡ヶ谷 jicca
▼6月09日(火) 都内:ワークショップ
▼6月10日(水) 都内:ワークショップ
▼6月11日(木) 都内:プライベートレッスン
▼6月12日(金) インド大使館 ヴィヴェーカーナンダ文化センターホール
▼6月13日(土) 大塚 マスミ東京
▼6月14日(日) 大磯 エピナール




| ライブ予定 | 09:37 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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モーシン・アリ・カーン来日公演 2015 in マスミ東京

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日本の伝統文化を、新しい切り口などを取り入れながら、若い世代や海外へも発信し広めている「マスミ東京」と、インドの伝統を背負いながら、常に革新を繰り返しつつ時代性を取り込み、今や世界音楽として広まっている「インド音楽」


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(ヴォーカル・モーシン・アリ・カーン)


インド音楽の「今」を体現する若手気鋭の声楽家「モーシン・アリ・カーン」の来日に合わせ、両者の共演が実現。


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(マスミ東京・横尾靖)


両者に共通する精神と、共鳴点を通して、伝統というものの本質と面白さをあぶり出していく。


マスミ東京の代表・横尾靖さんによって、実際にマスミギャラリー・ショールームを案内していただきながら、話を聞けるミニツアー(自由参加)や、演奏前には演奏者との対談も予定している。


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(シタール・ヨシダダイキチ)


演奏会場となるのは、漆を乾燥させる室を改装した「スペースMURO」

壁に和紙を4層に張った特別な会場の響きで、細部の音まで一層深く味わえる公演となっている。


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(タブラ・指原一登)


ぜひお越し下さい!

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【日時】6/13(土)
   13:00 ショールーム、ギャラリー見学ミニツアー(無料)
   14:00 開場〜「伝統」「継承」「発展」についてのミニトーク
   14:30 ライブ開始
【会場】マスミ東京 スペースMURO http://www.masumi-j.com/
    東京都豊島区巣鴨4丁目5-2
【出演】モーシン・アリ・カーン (ヴォーカル)
    ヨシダダイキチ (シタール)
    指原一登 (タブラ)
【料金】4,000円 *1ドリンク込・限定40名
【予約・問合せ】E-mail : mohsinalikahn.jptour@gmail.com (モーシン・アリ・カーン来日公演実行委員会)
【来日全公演】http://mohsinalikhan-japantour.jimdo.com/
【マスミ公演】https://www.facebook.com/events/359583144231996/

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過去の自慢話しか、しない大人が多いじゃないですか。

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「過去の自慢話しか、しない大人が多いじゃないですか。

今、何をやるか。これから何をやれるか。

何に面白がれるか。それしか素敵じゃないでしょ。」

これは、日本ではすでに大女優でありながら、さらにハリウッドにも挑戦し実績を残している「桃井かおり」の言葉だ。



=====


プロと名乗るには、プロとして認められるには、妥協などしていられない。


過去の偉大な知恵や技術を受け継ぐのも伝統の重要な部分だけど、それだけでは「過去の自慢話」。
見せかけだけのアレンジでなく、現代において如何にフレッシュに演奏できるのかも伝統。
「今、何をやるか。これから何をやれるか。」
未来へ繋げるのも伝統と言える。


日本では、50〜100年前の伝統を、まるで見てきたかのように語り「これがそのインド音楽です」といって演奏されて来た。
インドに師匠を持たず、インドで修行することもなく、インド音楽の現場の熱気も知らない。
そんな人がインド音楽を語る。

それは、現代にも繋がっていないし、未来にも繋がらない。




まるで、桃井かおりの言葉通り

「過去の自慢話しか、しない大人が多いじゃないですか。」

過去の偉大な演奏家の話を、自慢話の様に話して演奏をしている。

「過去の自慢話しかしない大人」のような音楽に何の意味があるのか?


=====


桃井かおりは、若い頃から妥協しない女優として有名だ。

生意気だと叩かれることも多いが、「スタッフに好かれるために仕事してるわけじゃないから」と、そのスタイルを崩さない。

松田優作とドラマで共演することになった際は、映画にこだわりドラマを適当にやろうとしてる松田優作に「ドラマをなめんじゃないわよ! 映画でもドラマでも真剣にやんなさいよ!」と一喝した。

松田優作が亡くなった時、松田優作は伝説的な存在になると確信し、「これで自分が死んでも伝説になることはない。なら、長生きしてやる」と思い、55歳を過ぎてもハリウッド映画に挑戦し実績を残している。

「今、何をやるか。これから何をやれるか。何に面白がれるか。それしか素敵じゃないでしょ」

この言葉通りの生き様。





インドの現場で演奏されている「インド古典音楽」も、まさにこの言葉の通りだ。

「過去の自慢話のような音楽」や「内輪に好かれるための音楽」でなく、プロとして瞬間瞬間に音楽を生み出し、未来へ繋げる。

それを評価して認められる。





<モーシン・アリ・カーン来日公演 2015>

もう間近に迫っている。

日本でも、この音楽が今生まれているという熱気を演奏するつもりだ。




詳細:http://mohsinalikhan-japantour.jimdo.com/

| ライブ予定 | 11:02 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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