タブラ奏者 指原一登 オフィシャルサイト

新着情報・ライブ情報・ブログは、新オフィシャルサイト kazutosashihara.com へ移行しました。HEAT bEAT MUSIC 主宰。公演企画・タブラ教室の運営を行っています。

2014年08月 | ARCHIVE-SELECT | 2014年10月

| PAGE-SELECT |

≫ EDIT

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

音楽によって起こる現象

音楽によって起こる現象は「共振」や「共感」だと思う。




そしてこの人の奏でる音楽にはその要素がとても強い。

reharsal_s.jpg

聴いていてどうしようもなく惹き込まれるのも、一緒に演奏していて引き出されてる感がすごくあるのも、そのせいだと思う。




来日中のサロード奏者スティーブ・オダ。



明日10/1(水)は、いよいよ大塚のコンサートで共演です。

https://www.facebook.com/events/581260522000527/

FB_s.jpg




10/1(水)のコンサートは、会場から運営まで、地元である「チーム大塚」で作り上げてきました。

この人の音楽なら、この大塚の場所・チームにぴったりだと思い企画してきましたが、先日の音合わせでどうやらそれは確信となりました。


きっと素敵な空間になると思います。


ぜひいらしてください。


| ライブ予定 | 23:25 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

「暗黙知」から「形式知」

音楽をあきらめながらやっていくのは嫌だ。
インド古典音楽じゃ食えない... インド古典音楽は伝わらない...

どうしてそういうことが常識みたいに言われ続けているのだろう?


そこには夢も希望もない。先も見えない。
だけど夢や希望を伝えるのが音楽そのものなんじゃないだろうか?




リンクの講演は、元々農家ではない人が悪戦苦闘して有機農業に取り組む話。
https://www.youtube.com/watch?v=b12CCnWzZbg

文字版リンク
http://logmi.jp/23123

経験を積み重ねて身体に覚えさせる「暗黙知」という発想から、分析して「自分のやっている行為を一回外部化することで冷静になり、そのメカニズムを理解する」という「形式知」の形に落とし込む。

考え方として、インド古典音楽にも置き換えられるんじゃないかと思う。


インド古典音楽は、文化を背景にした環境で、子供の頃から習い始め、優れた音楽家や聴衆に囲まれながら、民謡や舞踊・宗教音楽・大衆芸能・哲学・神話など全て含めた環境の中で成長し、ゆっくりと体に染み込ませていくもの。
つまり「暗黙知」の世界。

でも外国人としてインド古典音楽を学び、演奏し、聴き手を満足させるためには、ゆっくりと体に染み込ませて成長する方法では、やはり無理がある。

聴き手にも、神話や哲学や文化的経験値がないのに、「素晴らしいんです!美しいんです!面白いんです!」と言っても伝わらないし、インド風みたいな雰囲気だけ作っても、それは雰囲気であって音楽そのものではない。


野菜も本当に美味しいものは、有無を言わさず美味しいし、体にみなぎるエネルギーだって感じることができる。


でも、インド音楽の背景となる文化的環境で、子供の頃から体に染み込ませて成長していない外国人が、本当に体にエネルギーが漲るような感動的な音楽を演奏することが出来るんだろうか?

それには、「長い年月をかけて体に染み込ませる」方法でなく、冷静に分析してメカニズムを理解する、つまりインド音楽の「音楽の本質」をイマジネーションを使って見つけ出していく必要があるんじゃないだろうか?
「形式知」に落とし込んでいくということ。

師匠から習ったフレーズやCDからコピーしたフレーズを並べていくだけでは、到底音楽の本質を掴み、表現していることにはならない。


インド音楽自体も、古くは神話を語るものから、中世では宮廷音楽、近代では大衆の中のハイアートとして、表現の手法は変化している。
実際、様々な時代の変化を伝統として生き延び、世界中に広がっている音楽だと思う。


インド古典音楽を演奏するには、ラーガやターラの専門的知識や技術が必要だけど、その知識がなければ聴いても分からない音楽なのだろうか?
それは「インド音楽の共通言語」の部分ではあるけれど、もっと音楽それ自体の本質的な成分があるんじゃないだろうか?

なんとかそれを見つけ出し、感動の伝わる音楽を演奏をしたい。
もっと緻密な分析とイマジネーションが必要だ。
その先に開ける未来はあると思う。

タブラの前に座って毎日そんなことを考えたい。

| インド音楽 | 20:32 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

イマジネーションと表現力

イマジネーションと表現力

自分に足りないと感じている部分。
でもまさにそれこそが音楽本体そのものであって、技術や型はそれを表現する道具に過ぎない。
身につけていくにはどうしたらいいか。。

練習がたりないのか?
でもただがむしゃらに10数時間とか練習し続けることではイマジネーションは生まれない。。


とにかく先日のライブの検証をしてみた。

演目のテーマは「真夜中の静寂から始まる物語」
表現の難しいテーマではあったけれど、何が良くて何が足りなかったのか、ライブ音源から秒単位で徹底的に検証してみた。
kensho_s.jpg

実際こうしてみるとそこがどういう場面で何の音が必要なのか、モチーフはなんなのか、重心がどこにあればいいのか、音の長短や強弱、スペース、そういったものまで見えてくるから、なぜ良かったか悪かったかが意識的に良くわかる。


今回のポイントだけでも全て表現できれば、確実に400%くらい良くなる気がする。

| インド音楽 | 21:18 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

●10/1(水) Steve Oda Japan Tour 2014『Steve Oda x Kazuto Sashihara』

この人ほど深く優しい音を奏でる人を知らない

FB_s.jpg




スティーブ・オダ

カナダ生まれの日系三世・サロード奏者

ペルシア語で「美しい音」「旋律」を意味するサロードは、25弦を持つインドの弦楽器

70年代よりサロードの巨匠アリ・アクバル・カーンに師事し、世界各国で30年以上に渡りこの美しい音楽の響きを発信している




近年、自身のルーツである日本へはカリフォルニアより毎年来日しているが、今年も待望の Japan Tour が決定!

無垢材を内装に使った『ano ano 音楽堂』では、その繊細な音世界を存分にお楽しみいただけることと思います。

ぜひお聴きのがしなく!





2014年10月1日(水)

【時間】open 18:30 / start 19:30
【場所】ano ano 音楽堂
【料金】予約 2800yen / 当日 3200yen (ドリンク付き)
【主催】HEAT bEAT MUSIC
【予約・問合】heatbeatmusic.mail@gmail.com

◇音楽堂 ano ano◇
豊島区南大塚1-49-2ハイムデルムンド103号
TEL03-6273-7024
http://www.music-anoano.com/






Steve Oda

カナダ生まれの日系三世サロード奏者。7歳からスライドギター、ジャズギターを学ぶ。1971年Ustad Aashish Khanに師事した後、1973年からAashishの父であり高名な音楽家である巨匠 Ali Akbar Khanに師事。1998年カリフォルニアに移住、Ali Akbar音楽大学のエグゼクティブディレクターとして2年間勤務。
Ali Akbar Khan, Pandit Sharda Sahai, Ustad Aashish Khan, Pandit Anindo Chatterjeeという高名な音楽家とも共演、世界中を演奏旅行で廻り、30年以上に渡り北インド古典音楽の美しさを発信し続けている。
Ty Burrhoe、Krishna Das、Manorama、John Friend、Amy Ippoliti、Steve Oda共同名義によるアルバム「Invocation」(2006 Tala Records)は記録的なセールスを上げる。自身のCDとして、'Ragas of North India'、'Raga Marwa'、'Steve Oda on Sarode'をリリース。
サンラファエル在住。
http://steveoda.com/

Steve, a Canadian of Japanese ancestry, began his musical education at the age of seven, learning to play slide guitar and then jazz guitar. His love of jazz eventually led him to the classical music of North India and the sarode. He began learning first with Aashish Khan and then in 1973, with Aashish's father, the late Maestro Ali Akbar Khan, one of the world's greatest musicians. In 1996, he received a prestigious Canada Council Artist's Grant and moved to the Bay area to pursue intensive studies directly with Khansahib. Steve has been blessed with many opportunities to perform internationally as well as record extensively with some of the world's outstanding Indian classical musicians. He currently resides in San Rafael actively teaching and performing the beautiful music of North India.





指原一登

インドのラジャスターンにてBirju Devda氏のもと2002年よりタブラを学ぶ。
現在、コルカタにてPt.Anindo Chatterjee、Anubrata Chatterjee両氏、及び国内にてU-zhaan氏に師事。
来日アーティストとの共演、台湾公演など、国内に留まらない活動を視野に入れ、精力的な演奏活動を展開中。
よみうりカルチャー講師として、荻窪・柏・大宮、各教室でタブラ講座開講中。
HEAT bEAT MUSIC 主催。

| ライブ予定 | 21:21 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

「インド古典音楽」?

street_s.jpg

インド古典音楽の美しさに触れる演奏をまた聴いてしまった。

Steve Oda
この人の音楽の美しさにはもっと沢山の人に触れてほしい。
10/1(水) に大塚で一緒に演奏させていただきます。
https://www.facebook.com/events/581260522000527/



ともあれ、これでまたかねてよりの疑問が自分の中で肥大してしまった。
「インド古典音楽」
この言葉に対する違和感。
今自分がやっている音楽はいわゆるこれなのだが、やっていることを言葉として表現するときにいつもしっくりいかない。
自分がやっている音楽と「インド古典音楽」という言葉が一致しない。
なぜだろう?なんだろうこの違和感は?
という思いをずっと抱き続けている。

もしかしたら言葉の認識に対する個人的な主観の問題だけかもしれない。
でも自分が感じてる美しさや感覚・マジカルな刺激やカッコ良さは、自分自身ではこの言葉から感じない。
思うに実際一般的にはむしろその逆のイメージですらあるんじゃないだろうか?

古典っていうのもなんとなく古くさい感じがするし、インドも未だにヒッピーとかスピリチュアルとか神秘的な響きや謎めいたイメージがつきまとう。

そういう部分もあるかもしれないし、確かに初めて行った時のカルチャーショックはひどかったけど、日本と大きく違う環境で長い歴史のなかで生まれた哲学や宗教や知恵や価値観は、宇宙語みたいにぶっ飛んだインパクトはあるのかもしれない。

インドの伝統音楽を演奏する上では、歴史的バックグラウンドに関する見識や勉強は不可欠だけど、でも正直僕自身が感じてる面白さはもっと音楽そのものにあって、それ以外のイメージは結構余計に感じてる。

別に新しい言葉をつくるとかそういうことでもないし、ヒンドゥスターニー・ミュージックとかサンギートとか言い換えてもなんだか伝わる気がしない。


単に音楽として伝わるっていうのが理想だし本物であれば当然伝わる。
でもイメージが邪魔して聴いてもらうに至らないケースが多い。
打破したいのはこの部分。

この長編の音楽を聴いてもらえる「力」となるものってなんだろう?

古典とか伝統とか即興音楽とか摩訶不思議感が自分の力量不足の言い訳や隠れ蓑になっているようなレベルではもちろん伝わらない。これは大前提。
でも技術に限ってしまうと、インドでも技術偏重で超絶一辺倒の演奏はやっぱりマニア向けになってしまってる。インドの人々が好きなのは歌。でも日本では言葉の意味が分からないし神話のストーリーも知らない。

当たり前だけど、映画もただ上映すれば人が観てくれるわけではないし、小説もただ書けば売れる訳ではない。
インド音楽ももちろんただ演奏するだけで誰かが聴いてくれるわけではない。



90分をテーマにヨシダダイキチさんと先月演奏しましたが、今週再び「めくるめく90分」として演奏します。
今回聴いてほしいのは「真夜中の静寂から生まれる物語」。

2014年9月19日(金)
『ヨシダダイキチ x 指原一登』

【場所】高円寺 ぽれやぁれ
【時間】開場18:30/開演19:30
【料金】2500円
【主催】HEAT bEAT MUSIC
【問合】heatbeatmusic.mail@gmail.com

https://www.facebook.com/events/277324752476012/


| ライブ予定 | 17:14 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

「夢」という言葉が嫌いだ。

「夢」という言葉が嫌いだ。

夢という言葉の意味はふたつ。
睡眠時に見る現象と将来の希望。

嫌いなのは後者の意。
あまりにも使い古されていて、とても安っぽくて中身の劣化した空虚な言葉だなってなんとなく子供の頃から思ってた。悪いことにこの言葉は歌の中に一番よく出てくる言葉だった。

だからそんな単語を使わずに自分で歌詞を書いたりもしてたけど、今はまた別のところで格闘している。

ちなみにこの夢の語源を調べると、「寝目(いめ)」という言葉が古くから和語としてあったらしい。寝ているときに見るもの。
将来の願望という意味では、近代以降に使われ始めたらしく英語の"Dream"から来たという説がある。
うむ、なるほど。。



ところでとても良い動画を見つけた。

https://www.youtube.com/watch?v=gBumdOWWMhY#t=1225


この社長の話の「どーせむり」
今までの自分自身もこれに囲まれて育ってきてるけど、今は「インド古典じゃむり」これを変えていきたいと思ってる。


ちなみに冒頭の「夢」という言葉の裏に見え隠れしてるもの。
それがこの「どーせむり」というニュアンスだったんだと今気づかされた。。



それと実はもうひとつ嫌い、というか強烈に違和感を感じる言葉がある。

「インド古典音楽」

たぶんこれはまた長くなりそうなんでまた次回。


| 音楽 | 02:02 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

●9/19(金) 『ヨシダダイキチ x 指原一登』

先月の初演から、再びヨシダダイキチさんと共演します。

より重層的で深みの増したストーリーをお楽しみください。




0919_FB_s.jpg


躍動的に編まれてゆく長編音楽

シタール x タブラ

めくるめく 90分




【出演】
ヨシダダイキチ(シタール)
指原一登(タブラ)


2014年8月23日(土)

【場所】ぽれやぁれ
東京都杉並区高円寺南3丁目44-16
TEL: 03-3316-0315
【時間】開場18:30/開演19:30
【料金】2500円
【主催】HEAT bEAT MUSIC
【問合】heatbeatmusic.mail@gmail.com






◇プロフィール◇


ヨシダダイキチ sitar
yoshida_b_s.jpg

200年近くに渡りシタールの可能性を探求しているイムダッド派の7代目ウスタッド・シュジャート・カーンの弟子。
SAICOBABA、AlayaVijana、sitaar-tahで国内外のレーベルより多数のアルバムをリリース。また「ファティマとセミラ」「テュリ」をUAに楽曲提供、奄美民謡の朝崎郁恵のアルバム「はまさき」をプロデュース。多数のフェスティバルやTV、ラジオ番組への出演。シタールやインド音楽に関する本「シタールのほん」執筆。他、民謡~ポップス~現代アートなどインド古典音楽に留まらずボーダレスに活躍。
http://www.yoshidadaikiti.com/
http://www.facebook.com/sitar.yoshidadaikiti





指原一登 tabla
photo by tomomi_kitami_2_s

インドのラジャスターンにてBirju Devda氏のもと2002年よりタブラを学ぶ。
現在、コルカタにてPt.Anindo Chatterjee、Anubrata Chatterjee両氏、及び国内にてU-zhaan氏に師事。
インド古典音楽の魅力を伝えるべく、来日アーティストとの共演、台湾公演など、国内に留まらない活動を視野に入れ、精力的な演奏活動を展開中。
よみうりカルチャー講師として、荻窪・柏・大宮、各教室でタブラ講座開講中。
http://kazootbeat.blog47.fc2.com


| ライブ予定 | 20:23 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT |

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。